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ごめんな庵野

もうそのままです。

公開初日にシン・エヴァンゲリオン劇場版3.0+1.0(あえてこういう書き方をします)を見てきました。

ネタバレできない苦しみを抱え、Twitterでひたすら庵野監督の名前を呼ぶしかできず、ついに庵野監督とエヴァへの拗らせた気持ちを発散するためにnoteに登録しました。つらい。

以下、ネタバレを交えつつ私の情緒を書き綴っていきます。ご承知の上でお進みください。


以下、ネタバレ注意









TV版、旧劇、コミックス、そして新劇3作履修して2010年代を虚無で過ごした皆様。

庵野、めちゃくちゃ俺たちのこと見ててくれてたんだな……って思いませんでしたか。私は思いました。

主にQで言われていた「ミサトさんが行けって言ったんだろ!」問題、「登場人物全員説明しろよ!」問題、「14年経ってるってどういうことだよ!」問題、「ゲンドウなんだよその近未来グラサンはよ!」問題、「なんだよエヴァの呪縛って!」問題、「シンジくんよくやってるだろ!褒めろよ!!」問題、「ゲンドウはシンジと話し合えよ!!」問題、「横で唯一優しくしてくれた友達の首飛んでんだぞ!!メンタル考慮しろよ!!!」問題。「シンジは結局綾波アスカカヲルくん誰を選ぶんだよ!!!!」問題(※カヲルくんは旧劇のこととか漫画版のこととか昔出た公式キャラブック的なやつに一言あったりとかQの入場特典のこととか何かと意味深なグッズが出たりとかペアジュエリーブランドから唯一ペアリングが出たりしたので私はカヲルくんと信じて疑いませんでした)あと、2010年前後からぼちぼち言われていた「エヴァ実写化するならシンジくんは神木隆之介くんしかいないだろ!!!」問題。そして「言ってる間に神木くん大人になっちゃったけどどうすんだよ!」問題。

全部解決しましたね!

ほんっっっっっっっっっっっっっと鮮やかだった。2時間35分で全部解決するとは思わなかった。びっくりした。そんなんなると思わんやん普通。しかも丁寧にTV版と旧劇、コミックス、新劇嘘予告の世界線まで全部解決するやん。ビビる~~~!!前日まで「いやどうせまた長考せんと終劇の意味考えられへんやつやん今回何回行くかな(※Qは6回行った)」とか思ってたけど全然大丈夫でしたね。まあ初日に2回観たし確実にあと数回行くけど。

1回目見終わったとき号泣しながら庵野監督のことを想いました。もう本当ごめん。ごめんなさい。ありがとう。満足です。愚鈍なファンのためにここまで何もかもを費やして、ものすごく丁寧に、非常にわかりやすく言語化して説明してくれてありがとう……。全部ひっくるめて「無理」って思いました。オタクの間で介される「無理」の概念の汎用性の高さ、本当に愛してる。

いや、本当、神木くんまで回収されるのはびっくりした。オタクの妄想どこまで反映されてるんだよ。シンがもうマイナス宇宙じゃん。

どうでもいいけど入場特典のチラシ、「オラッ!お前ら考察しろよ!!」とばかりに劇中の考察ポイントの単語羅列してあるの爆笑しませんでした???私は爆笑したしアレ見てエヴァ考察板見に行くのやめました。もう俺たちは一生庵野の手のひらの上で踊り続けるんですよ。それを「見てるぞ」っていう通告なんですよアレは。庵野様がみてる。年代がバレましたね。

ここまでが「ごめんな庵野」の情緒です。庵野監督、コミックスから数えて27年間も本当お疲れさまでした!そしてありがとうございます!!わがままいっぱい言っててすみませんでした!もう何も言うことないです!満足しました!!

素晴らしいエンターテインメントにリアルタイムで触れられて本当に幸運でした。あと「シン・ウルトラマン」が控えてるおかげでだいぶまだなんか心持はいい方です。多分。

庵野、頼むからずっと元気で健康で生涯エンターテインメント作り続けて人間国宝になってくれ


本当は考察入れて長考しようと思ったんですけどとりあえずここまで。与力があったら考察と感想書きます。


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