【平家物語】巻02_04 小教訓
今度は成親です。腹を括って開き直った西光とは対照的に描かれてます。
こっちはしたたかかつ往生際悪い。清盛も文中で言ってますが、成親はこの手法で保元の乱も潜り抜け、生き延びてたのです。
でも、今度こそ進退窮まってきましたね。
面白いのは、西光があっさり白状しちゃってるというトコロ。「西光被斬」で「元々事実を否認するつもりもなかったので、あっさり白状した」って出てくるんですけど、ここに彼らの団結力とか、達成への意志力の弱さを感じます。ホントにやり遂げたいんだったら、「誰か一人で