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デザインのルール設計

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デザイン原則、デザインシステム、ガイドラインの考え方や運用について理解を深めるためのまとめ
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#デザイナー

「誰もがつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側

2024年3月13日に開催されたFigma Japan2周年記念イベントTHE WAYS WE WORKに登壇しました。本記事は「誰でもつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側」というテーマでお話させていただいた内容です。 noteのイラストシステム「JOY」とは?2024年3月13日、noteのイラストシステム『JOY』を発表いたしました。 この「JOY」という名称には、誰もが楽しく、楽にイラストを作成できるように、という想いが込められています。 イラ

FigmaのSlotを活用したらデザインシステム管理が超絶楽になった話

いつも大学や英語の勉強についての記事を書いてますが、今回はデザイナーとして働いている私が知った技術的なことについてまとめていきたいと思います。 改めて軽く自己紹介昨年の11月よりファインディ株式会社でUI/UXデザイナーとして働いております。ファイディで働くのはとても楽しく、また周りの優秀な人達に囲まれて自分もメキメキと成長を感じています。(ここに関しては入社半年エントリー記事で詳しく書く予定) 普段はプロダクトの魅力を高めるために様々な取り組みを行っています。その中でも

minneのブランドを反映したカラーパレットができるまで

こんにちは。 GMOペパボ株式会社のハンドメイドマーケットサービス「minne」でデザイナーをしております、sziaoreoです。 前回の記事では「minneのブランドを反映したイラストができるまで」のお話について紹介させていただき、その時「次はカラーパレットについて書くぞ〜」と言ってしまったなぁということを思い出し、書きに参りました。 ということで、こちらの記事では「サービスのブランドからどのようにカラーパレットを考えたか」 を中心に、カラーパレットの制作過程についてご紹

【アプリ】失敗を活かして、デザインガイドラインを見直してみた #Weekly Note 22

こんにちは!UIデザイナーの菅野です。 デザイナーの皆さんは、作ったデザインを綺麗に実装してもらうべく、ガイドラインを作成した経験がある方が多いかと思います。 今回は、ガイドラインを作成する上で最低限必要な情報をまとめてみました。 〈 目次 〉 ・ガイドライン作成の背景 ・ガイドラインを作る上で注意した点 ・〈 改 〉ガイドライン ・まとめ ガイドライン作成の背景 普段アプリのデザインを担当することが多くて、ガイドラインも同時に作るのですが、先日ガイドラインの情報が少