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男性看護師の人間関係 師長編その7

前回までは、無事に常勤看護師が退職し、新たな看護師が入職しましたが、1週間も続かなかったこと。あろうことか元常勤看護師とパートの看護師が常勤となった話を紹介しました。

パートの看護師から常勤となったC氏は、新たな業務を担う事が条件となっていました。
しかし、1人で全てを行う事はできないため私もB氏もサポートはする方向となりました。

実際に新たな業務を実行するための事前調査や枠組み、実施方法や記録の入力の仕方などC氏は頑張って準備を進めていました。
ある程度、形が見えてから具体的に進めていくために私やB氏も含め意見を出し合い導入できる段階まで持って来れました。
ここまでに関してはC氏はとても頑張っていたと評価はしています。

そして、実際に導入し始めた所から問題が発生します。
B氏に対しては、詳細な手順や方法をC氏は説明していましたが、私に対しては何も説明がない状態で始まりました。
言った言ってない問題ですので、これ以上の押し問答は不必要なので、再度確認して実行しました。

新しい業務なので、やりながら課題に対して対応していく形で進めていますが、マイナーチェンジを教えてくれない、伝え忘れている事は多々ありました。

そんな中、C氏のやり方考え方に違和感を感じました。
私の業務は常勤が増えても手伝わず、新たな業務を同じテーブルでしている事に関しての違和感です。
基本的に私の担う業務で知識や経験を必要とする業務には一切関わらず、自分の仕事は平等に手伝ってという形になっていたのです。

手伝うと言って分担してくれた発注・在庫管理もいい加減な作業の仕方で、もう私がやりますと言った業務があります。
それに関しても、自分の思うような作業の仕方ではないから自分がすると言っただけでしょと捉えていました。
(在庫を保管する場所の確保や棚卸の時期の管理などお構いなしの発注をされましたが認識が違ったようです)

そして違和感を正すためにC氏に作業の分担を見直すように伝えました。
これに対し不服に思った様子で院長に相談しにいったと思われます。

後日、院長から新たな業務についての話をされ、現状の評価などの意見を求められ、その流れからC氏から相談されたであろう内容の話になりました。

そもそもC氏が常勤として働くための新たな業務に対して、

  • C氏が頑張るのは当然の事で、実際にC氏は頑張っている

  • B氏は同じくらい頑張っていない

  • B氏が頑張っていない状況で、私が同程度頑張るのは順序が違う

  • B氏も同じくらい頑張って、それでも難しい時に私がサポートするならわかる

常勤が増えて、私の業務は減らずに増えただけって私に何のメリットがあるんですかと伝えました。

上記に対して院長は私の言っている事に対して、それはその通りと返答がありました。

しかし、私が担っている知識や経験が必要な業務も分担すると言っていると報告を受けました。
私は「へぇ~」と返答しました。

なぜなら、私が新しい業務を担当する曜日に、私が担っている業務の予定を入れた看護師がいました。
勿論、患者さんの希望でその曜日になったのですが、その曜日に予定を入れないようにしようとC氏が言ってきたのです。
私は、C氏にそこは患者さんの希望だから仕方がないので、B氏やC氏がやってくれたらいいのではと言うと拒否をしたのです。
舌の根が乾かない内に院長へは分担すると言っていたのには驚きです。

院長は、教えてあげるのも大事なことだと言ってきましたが、8年前からやっている業務で、看護師なら誰でもできる業務で、そこに知識が必要になるだけだがその勉強もしてこなかった人。
勉強は自分でするものだが、勉強ができる環境を院長はずっと与え続けてきているのに勉強をしない人たち。
教えることができるのは教わる準備のある人だけではないですか?
と伝えました。

そこでこの話は終わり、私の新しい業務の分担は減りました。

その後、C氏がPCの作業を私のようにできるようになりたいと教えてほしいと言ってきたので、快く教えてあげました。
翌日、
「PCの事教えてもらったけど、結局院長にお任せしました」
と報告を受けました。

今回のシリーズは一旦終了します。
私自身未熟な所もありますが、立場的にいい所だけを見ようと心掛けていますが、相手は私の悪い所しか見てきません。
それはそれで構わないと思っていますが、私も聖人ではないので腹も立ちます。
現状、ストレスを溜めるような働き方はしないように、自分の時間を有意義に使うように生きるようにしています。
また、ご紹介できる内容が生まれたら記事に書きますので、その時は読んで下さい。

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