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口笛吹きすぎ

音楽を聴くのが好きだ。

そして俺はめっちゃ口笛を吹く。
マジで1日に10時間くらい吹いてる時もある。
ずっと吹いてるからそこそこの技量にもなってきた。

誰かと住むなら、絶対に自分の部屋がほしい。
なぜなら口笛をいっぱい吹きたいから。
1000万円当たったら最高の設備で口笛ルームを作りたいと思っている。

何も聴かずにフリースタイルで吹くのも好きだけど、音楽に合わせる方が好きだ。
ちょっとしたアーティスト気分でめっちゃ気持ちいい。


音楽には思い出が染み込む性質がある。
具体的には大根と同じくらいの染み込みやすさかなと思う。

これは良いところのように思えるんだけど、実はあんまり良くない。
好きな音楽を聴いているのに悲しいことばかり思い出してしまうからだ。
だいたい、楽しいときは音楽とか聴いてる場合じゃないから悲しいことを思い出すことのほうが多くなる。

しっとりとしたバラードなんかでしんみりするならいいが、マツケンサンバで悲しい気持ちになるのはなんとしても避けたい。
マツケンサンバが流れる場面で涙が出てくるような人生は誰だって嫌だろう。

音楽だけに集中できるのはロカンタンみたいな暇人だけだ。

音楽に合わせて口笛を吹くと昔のことをあんまり思い出さない。
音楽の終わりに目を向けられる気がする。
ついでにいつもよりきれいに音が出るとめっちゃ最高。

夜中は近隣に迷惑かなと思って小さめに音を出したりする。
夜に口笛を吹くと蛇が出るというけど、一回も出てきたことはない。

たぶん。家の外とか蛇だらけかもしれんけど。

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