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中国 事業者集中(企業結合)の審査に関する規定

国家市場監督管理総局(SAMR)は、3月24日付、2022年6月に意見募集した「事業者集中の審査に関する規定(经营者集中审查规定)」を公示し、2023年4月15日より施行する。この改正は2022年に改正された独占禁止法(反垄断法)をさらに保管するためのもので、これまでの暫定は廃止される。

事業者集中の審査に関する規定
(2023年3月10日国家市場監督管理総局令第67号公布2023年4月15日施行)

第一章 総則

第1条 事業者集中(本翻訳では以下、企業結合と訳す)に関する独占禁止審査業務を規範化するため、「中華人民共和国独占禁止法(中华人民共和国反垄断法)」(以下、独占禁止法と略称)と「国務院による企業結合申告基準に関する規定(国务院关于经营者集中申报标准的规定)」に基づき、本規定を制定する。

第2条 国家市場監督管理総局(以下、市場監督管理総局と略称)は、企業結合の独占禁止審査業務の責任を負うとともに、違法に実施された企業結合の調査・処分を行う。
 市場監督管理総局は、業務の必要性に基づき、省、自治区、直轄市の市場監督管理部門(以下、省クラス市場監督管理部門という)に企業結合の審査を委託できる。
 市場監督管理総局は、委託した省クラス市場監督管理部門に対する指導と監督を強化し、審査員育成管理制度を健全化し、審査業務の科学性、規範性、一致性を保障する。

第3条 事業者は、公平な競争、自主的連携を通じ、法に基づき結合し、事業規模を拡大し、市場競争力を向上できる。
 市場監督管理総局は、企業結合の独占禁止審査業務を実施するとき、公平公正を堅持し、法に基づきすべての事業者を平等に扱うものとする。

第4条 本規定にいう企業結合とは、独占禁止法25条に規定する以下に掲げる情況をいう:
 (1)事業者の合併;
 (2)事業者の株式或いは資産取得の方法を通じた他の事業者に対する支配権を取得;
 (3)事業者の契約などの方法を通じた他の事業者に対する支配権或いはその他の事業者に対する決定的な影響力を及ぼすことができる情況。

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