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個人的に思うB'zこの曲が凄い!TOP10ランキング後編

 どうもこんにちは!Kyazuです!
前回の続き、個人的に思うB'zの凄い曲後編です。
 5位から1位までお送りします!
非常に個人的なランキングなので、こんな曲が好きなんだなぁってくらいで見て貰えれば何よりですf(^_^)
 それではどうぞ!


第5位 LOVE  PHANTOM

 1995年10月11日より18作目のシングル。
テレビ朝日系ドラマ『X-ファイル』(第1シーズン)主題歌。

 元々演出用の曲として制作された異色のシングル曲。
そのためライブでも定番曲であり、終盤稲葉さんが仮装し高さ数十メートルの高台からダイブする演出は有名な話。

 壮大なストリングスに疾走する4つ打ちビート。
そこにB'zをB'zたらしめる唸るギターと、ドラキュラなど怪奇ホラーものを彷彿させる世界観が特徴です。
 もはやJ POPの枠にはまらない規格外ナンバーです。

この曲に関してはとにかくズルい。
 イントロからとにかくズルいのです。
オペラのようなドラマチックな展開ながら、しっかり聴かせるとこは押さえていて。
 無駄な展開が一切ないです。
全てのセクションは曲を彩るストーリーの伏線になっていて、一見避けられがちな『大作もの』を大衆的にさせた数少ない一曲だと思います。

第4位 今夜月の見える丘に

 2000年2月9日より27作目のシングル曲。
TBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』主題歌

 マンドリンを用いた印象的なイントロで始まるバラードナンバー。
 B'z最高傑作の一つとも謳われています。

 非常に完成度が高い。
この曲はこれに尽きます。
有名ドラマの主題歌ともあり定番的バラードを踏まえつつも、B'zらしく練り込まれた構成にドラマチックかつ儚げな世界観が『よくある』バラードと一線を引いています。

 歴史的視聴率を誇った木村拓哉主演ドラマ『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』は制作側も並々ならぬ意気込みで作られていて、一度別の曲を提出したものの没になったそうで。
 改めて手直しして作られたのが今作であり、しっかり要望に応えしっかり結果を出すプロフェッショナルの技。
 人気アーティストの側面に加え、プロの『仕事人』の側面も垣間見える楽曲です。

第3位 有頂天

 2015年1月14日より51作目のシングル曲。
日本テレビ系土曜ドラマ『学校のカイダン』主題歌。

 パワフルなギターストロークで始まり、王道的ハードロックな展開にサビによる叙情的メロディが特徴のナンバーです。

 長年活躍し活動してるアーティスト。
そういう人たちはもはや独自のスタイルも確立し、多くのファンも獲得して音楽を続ける上で困ることはないと思います。
 そうなってくるとやっぱりどこかマンネリというのはあって。
 (それが逆にいい味出す素晴らしいアーティストもいますが(^_^;))
 その頃自分もB'zに対して若干マンネリを感じてたところがありました。

          ‥ですが!!
本作『有頂天』でその思いは払拭されました。

 通常のAメロ→Bメロ→サビといったJ POPの展開から抜け出した構成。
 本来のルーツであるハードロックを全面に押し出した曲調、そしてしっかり歌ものとしてツボを押さえたポップス感。
 元のルーツと今まで培ってきた大衆性が合わさった新たなB'zの誕生を物語るナンバーです。

第2位 BLOWIN'

 1992年5月27日より10作目のシングル曲。
カルビー「ポテトチップス」CMソング

アコースティック的な爽やかな躍動感に、デジタルビートとハードロックを融合させた本作。
 前編で載せた『BE  THERE』でデジタルでの完成形を迎え、そこにライブで吸収した熱気を取り入れ次なるステージへと押し上げたライブ定番曲です。

 この曲はダントツで構成が素晴らしく聴いていて気持ちが良い。
 風が躍動するように畳み掛ける展開、特に1回目のサビから2回目のAメロの繋ぎがたまらなくカッコいい!
 緩急のつけかたが素晴らしく、疾走するビートの中でドラマティックな物語を演出します。

 デジタル重視のシングル版。
そして生音重視の近年再録したベストアルバム版の2バージョンがありどちらも必聴の価値ありです。
 様々な時代を疾風のように駆け抜けてきた本作はB'zを知る上で欠かせない重要なナンバーです。

第1位 さまよえる蒼い弾丸

 1998年4月8日より24作目のシングル曲。
大塚製薬「ポカリスエット」CMソング、『J-ROCK ARTIST COUNT DOWN 50』エンディングテーマ 

 エレクトリックシタールを用いたエスニック的イントロから始まり、非常にシンプルなコード進行ながら秀逸なアレンジが映えるこれまたライブ定番のナンバーです。

 栄えある第一位は本作。
おそらくB'zと言えば?‥と聞かれたら、
ほとんどが『ultra soul』と答えるのではないかと思います。
 ですが自分の中で最もB'zらしく、B'zそのものを体現してる曲は何かと聞かれたらダントツに『さまよえる蒼い弾丸』を挙げます。

 本作には4つのバージョンがあり、

一つは1998年リリースのシングル。

二つめは2007年頃に配信されたミニアルバム『B'z』の収録、[Dangan]

三つめは2011年に北米ツアーのオープニングナンバーとして披露された、[さまよえる蒼い弾丸(E)]

四つめは2012年にアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』の為新たに全編英語詞で書かれ再レコーディングされた、[Into Free -Dangan-]

 どのヴァージョンも時代と共に違い、そして時代とともに進化を続けています。
 これは研鑽と探究心を忘れず、常に進化する事を求め走り続けるB'zそのものを現した曲だと思います。
 B'zが活動し走り続ける限り、それこそ引き金を引いた弾丸のようにどこまでも遠くまで飛んでいく‥。
 まさにB'zを象徴するナンバーです。



第一位 さまよえる蒼い弾丸
第二位 BLOWIN
第三位 有頂天
第四位 今夜月の見える丘に
第五位 LOVE  PHANTOM
第六位 RING
第七位 SNOW
第八位 BE  THERE
第九位 ONE
第十位 Still  Alive

 以上、個人的なこの曲が凄いB'zランキングでした!

長年B'zに触れてきて思った事、それは稲葉浩志と松本孝弘。
 『天才』だとか『才能の塊』などそんな言葉にはまらず、誰よりも音楽に情熱を預け、誰よりも音楽に真摯に向かい合ってきたこと。
 そして何より音楽を楽しみ楽しませる事を忘れず走り抜けてきた事。
 それが長く愛され続けるB'zがB'zである魅力だと思いました。

 これからも一人のファンとしてB'zと共に今を走り続けたい今日この頃です(^ー^)

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