本当にこれでよかったんだ

倉敷に住み始めてからだいたい１年半ほどたったこの頃。
今日に限らず「本当にこれでよかったのか」と、私は自問自答していました。

ここに住み始めた理由とは、近くの倉敷美観地区が綺麗だったり、現在住んでいるアパートの家賃がすごく安かったりと、色々あります。

しかし、一番の大きな理由は、負の要素によるもの。
自身の精神バランスの崩れと、それによる逃避。
それが行動に出てしまって、現在なのです。

故に「本当にこれでよかったのか」、と。
時々、後悔が押し寄せていたのです。

さて、時は過ぎて。

一年半経った現在、この時間。
生活が安定し始め、心と考え方にゆとりが生まれてきました。

心がほどけると不思議なもので、過去を観ていたはずの心の視線が、未来を覗き始めているのです。

そして徐々に、徐々に、なのですが。
どうやら認識していた「もう在った不幸せ」は掠れていき、
「これから在るであろう幸福」を認識でき始めているようです。

そんな私は今、これを書きながら思うのです。
「これでよかったのかもしれない」と。

そして、いつかは。
「本当にこれでよかったんだ」と。
掠れた過去も許せるようになるのだと思います。

おやすみなさい、私。