「15周年ツアー QUEEN OF STAGE」考察~ももいろクローバーZ~
ももいろクローバーZのみなさん!約3ヶ月間の12公演のツアーお疲れ様でした!!
また15周年おめでとうございます!ありがとうございました!!!
本当に楽しい3ヶ月間でした。
全国各地を飛び回り自分の人生の中でも濃い1ページとなりました。
自分が死ぬ時にもう一度見れるといいな。
さて今回のツアーですが、ファイナル公演を見て、僕が考えている以上にこのツアーの様々なシーンにいろんな思いが込められていると感じました。
今回の演出家はいつもももクロの演出家担当してくださっている佐々木敦規さんではなく、梨本威温さんが担当をしてくださったそうです。
梨本威温さんは元ジャニーズJrで振り付け師としても活動をされていて嵐の振り付けなども担当されているすごい方だとか…
今回は演出と構成を担当いただいたようです。
下記本人のツイート(ポスト)です。
紙切れを数えるライブではなく新しい折り方見つけて遠くに飛ばすという表現。
最初は全く意味がわからなかったのですが、終わってやっと意味を理解できました。
本当にたくさんの思い込められていた、壮大なツアーで一つ一つ感じたことをここに日記として書き記していきます。
ここからは勝手な解釈になるので、あくまでキャロがなんか妄想しているなと思っていてください。すーごくダラダラと思ったことを綴るので、綺麗な文章にはなっていません。ご理解ください笑
>すみません、、本当に長くなってしまいました、、、オタク特有の早口で息継ぎなく全て書いております。
QUEEN OF STAGEの設定
今回のツアーは15週年を経てももいろクローバーZが生まれ変わった、生まれ変わるぞと意思表明したライブだったと感じています。
適切表現かは分かりませんがももいろクローバーZの完全復活というかももいろクローバーZZになったようなそんな感覚に陥っています。
セトリに触れる前に今回のツアーの設定の話をおさらいしておきましょう。
しおりんは過去にインタビューで下記を答えています。
やはり下記からも生まれ変わっていく変遷のようなライブ設定のようです。
夏菜子ちゃんはこのように答えています。
これを聞いた時にふとツアー冒頭の映像を思い出しました。
ツアー冒頭の映像に幼女がぐにゃぐにゃと大人になっていく映像が流れてますよね。こんなやつ。
夏菜子ちゃんのインタビューに準えると何者でもなかった幼女が成長して女王 = QUEENになった。と解釈しても良さそうだなと。
後ろの4色の国旗や黒の衣装もメンバーによって全く違うのは違う国の女王という設定から来ているものかもしれないですね。
>れにちゃんの攻撃力の高い衣装好き笑
セットリスト
ここからはセトリから順を追って僕の解釈を書いていきます。
セトリについてですが僕は下記ブロックで構成されていると解釈しました。
ソロパートを除いて4つのブロックに分かれているのではないかと思っています。
⑴ QUEENブロック ~ 笑顔の女王 ~
⑵ 転生中ブロック ~ 変化と挑戦と葛藤 ~
⑶ 転生後ブロック ~ ももいろクローバーZ ~
⑷ 未来ブロック ~ 未来への提言 ~
(1) QUEENブロック
M1:走れ! -ZZ ver.-
なんと冒頭の歌い出しはCメロのアレンジでこの大事な15周年ツアーの一発目はしおりんの「待っていても始まんない」という歌詞。
まさに今までももクロが何かを待ち結果を出してきたわけではなく、自ら先も見えない中で挑戦してきた。そんな勇ましさを感じるしおりんの力強いセリフでグッと心に来る。
「同じこの星、時代」「純粋にキミと繋がっていたいよ今も何年も何十年もこの先も未来も」こんなのオタク涙止まりません。。。
また一曲目に「走れ!」が来る意味。
これはこのツアーが"『ももクロ』という概念"のツアーである証明なのです。
"笑顔"をここまでコンセプトに落として有言実行しているグループはいないでしょう。
M2:DNA狂詩曲(ラプソディ)
二曲目はDNA狂詩曲です。
ももクロの中で人気投票上位の曲です。
この曲二曲目にきたのは人気だからかなーと思っていましたが、どうやらかのボヘミアンラプソディで有名なアーティストQUEENとのつながりがあるようです。
まさかのQUEEN繋がり発見。笑
これがQUEEN OF STAGEの二曲目にきた理由かもしれませんね。
>ちょっとこじつけくさいけどまんまQUEENで繋がっていて個人的に面白いのでこの解釈で。笑
>DNAは本当にいい歌だよね、歌詞も振り付けもね。
M3:PUSH
はいきました。PUSH、神曲。二番は飛ばされていましたね。
この曲は自分の中で納得のいく解釈に落とし込むのにとても時間かかりました笑
QUEENブロックにPUSHが来ているのは下記が理由ではないかと思っています。
それはMVの概要ページに記載されているこの説明です。
PUSHのMVの意味不明な設定です。笑
ただここで見ていただきたいのが"大和の国の少女たちが、全世界が固唾をのんで注目する肉体競技の祭典へと挑む。"という内容。
国の数は一つとなっていますが、どうやらこの曲の設定では、少女たちが国の代表として挑戦するという曲なのです。
先述した幼女が大人になっていく のと PUSHの少女たちが笑顔の女王になるというのをリンクさせてこのセトリになったのではないでしょうか。
そんな少女たちが"果たして全世界の頂点に君臨することが出来るのか...。"と問われています。
あぁ、なるほど、、
ももクロは笑顔の天下とっていますね。
笑顔の女王になっている!!
>振り付けもすきいいいいい!!
M4:笑ー笑 〜シャオイーシャオ!〜
そんな笑顔の女王が歌う笑顔の歌
「笑ー笑 〜シャオイーシャオ!〜」
笑顔の女王が笑顔の大切さを歌っているのです。
もはや国家。。
当時有安杏果さんが辞めたタイミングで4人の新体制となり、その中でこの歌詞。笑顔通り越してどれだけ泣いたかわからない。
全モノノフが救われた曲でした。
>まさかね、我々モノノフのことだったりしちゃったりそんなまさかね、まさかね、、、笑(ありませんよありますよありませんよ
QUEENブロックまとめ
ここまでQUEENブロックだと解釈しています。
ここまでのブロックではメンバーからいつものような煽りがあり、振りも旧フリ(いわゆる初期から変わっていないフリ)となっており、まさにいつものももクロのライブとなっております。
コール曲でもあり、メッセージ性も笑顔をモチーフとして背中押されるようなそんな曲たちで構成されています。
The ももクロ。ももクロという概念です(?)
ももクロはただの少女だった4人が笑顔の天下をとったんだよね。そんな最強のQUEENの貫禄を感じられるブロックでした。
そしてここで夏菜子ちゃんがMCにQUEEN OF STAGE スタート!と改めて切り出し次のブロックへと突入します。本編はここからと言う意味かもしれいません。
⑵ 転生中ブロック ~ 変化と挑戦と葛藤 ~
ここからは転生ブロックです。
天下をとってからも数多の試練が待ち受けており、それを乗り越えていく必要があった、そんな状態のももクロを表してるブロックです。
ちなみに今回はソロパートについてはほとんど割愛しますが、各国の女王がぞれぞれの公演会に出ているというような理解をしています。
M5:Another World / 玉井詩織
しおりんの新曲。これはおそらく構想段階の時の一番最新の曲だったのでしょう。
最新の玉井女王によるパフォーマンス刮目せよ。
M6:じゃないほう / 高城れに
高城れに女王の代名詞の曲でしょう。
アイドルとしてここまでファン想いな人は見たことがない。
そんな高城女王による伝えたいことが歌詞に詰まっているそんな曲なのでしょう。
>正直、ソロパートは順番とか曲目とかあんまり考察していないので割愛。笑
M7:バイバイでさようなら
さあここからが本番です。このQUEEN OF STAGEの真骨頂です。
この曲は一曲では説明つかずM8のガンズとともに解釈しています。
M8:Guns N' Diamond
この二曲は3rdアルバム「アマランサス」の曲です。
そしてアマランサスにおいてはガンズ→バイならの順です。
ガンズは、現世から死後の世界に向かっていく曲。
バイならは、死後の世界に到達する曲です。
この二曲の順が逆になっているということは死後の世界→現世を表しており、つまり"転生"を表現していると解釈できます。
しかしながら死後や生き返るという表現は合わないので
"過去の自分と別れを告げ、新しい自分へと生まれ変わる"
そんなメッセージを暗示しているのではないでしょうか。
そして転生ブロックに入ると振り付けは減り、過去のものとは異なる振り付けを行なっています。
これは今までのももクロの魅せ方ではなく新たなももクロの魅せ方へと変化させていることを暗示しているのではないでしょうか。
ある意味過去の今までのやり方と別れを告げようとしているのでしょう。
M9:PLAY!
生まれ変わるといえばこの曲。「PLAY!」です。
2020年突然新型コロナの大流行によりライブの規制が厳しくなり音楽業界はほぼ凍結しました。
サブスクの台頭もあり、CDなどは売れにくくなり、ライブもできない業界全体で8割も市場が縮小したほどの大きな出来事でした。
しかしそんな中ももクロが新たなチャレンジとして映像越しでもボーダーレス、つまり境界線なく楽しめるそんな曲を新曲としてリリースした曲です。
変化を恐れずももクロはももクロのやり方で新たな方法で笑顔を届けてくれた。どんな状況でも私たちなら楽しく遊べるでしょ。と
>こんなコロナのタイミングで今までのやり方では何もできなくなってしまった直後に歌える歌詞じゃない。確実にももクロが積み重ねてきた経験値が大きすぎる、、本当に尊尊クローバーZさんです、、、
前段長くなりましたが、この曲は元々二次元の中でも楽しめる曲として制作された曲でした。今回の演出では縦長のスクリーンとステージの奥行きを活用した演出となっており、二次元と三次元を融合させている演出となっていました。
この転生中のももいろクローバーZにとってこの変化真っ只中のPLAY!は欠かせず、外せない。さらに今もなお進化し続けていることを証明されたそんな曲目と演出でした。あっぱれ。
>脱退した二人を忘れない傘のカラーも良かったね。
>あと公演の途中で傘の種類が何本か変わってました。笑
M10:ゴリラパンチ
ももクロにとってもう一つの試練。忘れられるわけがない突然の有安杏果さんの脱退です。
脱退自体は過去に何度かあったもののももいろクローバーZとして活動してからは約9年間という長い期間を5人で活動を続けてきました。
この5人でずっと続くと思っていた。
そんな中突然訪れた脱退の発表、運営にとってもメンバーにとってもモノノフにとっても衝撃の出来事でした。4人でもももクロとして活動してくれるのか、、、曲や振り付け、フォーメーションをどうしていくのか。
ももクロ結成10周年を控えているタイミングですでに東京ドーム公演は決まっていたそうです。
当時、夏菜子ちゃんは目の前が真っ暗になったとコメントしていました
そんな中全員が真っ暗になっていた中、光を差した曲の一つでもあるのがこの「ゴリラパンチ」なのです。
有安曲ともされていた曲で、歌い出しには当時一番歌が上手いとされていた有安さんの力強い歌声で成り立っている曲です。
僕はこの曲が有安さん抜きで成立するイメージは持てませんでした。
しかし、迎えた10周年ライブでは、なんとこの曲を避けることなく歌い出しは、あーりんが代わりとなり新たな形で魅せてくれたのです。
PLAY!とゴリラパンチはももクロにとって大きな変化の二曲だったでしょう。
>10周年ライブの時のゴリラパンチ前の演出と15周年ライブの登場シーンの演出は重なるものがあり、当時はゴリラパンチ始まった瞬間涙が止まりませんでした(ゴリパンで泣くと思わなかった、、)ぜひ動画見てください。
M11:Nightmare Before Catharsis
さあまだまだ転生中のフェーズ続きます。
この曲は直訳すると「浄化する前の悪夢」
ももクロにとってメンバー脱退とコロナと立て続けになってしまったことは本当に厳しい状況だったと思います。
実際2020年に発売された曲はPLAY!のみ。ライブの動員数にも制限がかかり、本当に厳しい期間になっていたと思います。
あえてその期間を悪夢と捉え、魅せている曲ではないでしょうか。
迷いが見えるような歌詞で、当時ももクロはそのような状態だったのではないでしょうか。
しかし最後には"絶望を糧に掲げていく"とそんな状況でもなお、前に突き進むと決意している曲です。
M12:Re:volution
直訳は、革命。
ここまで悪夢を見ながらも前を向き続けて活動を続けてきたももクロです。
憂い = 思うようにならなくて、つらい。せつない。
私が想像できない以上にコロナ禍は厳しい音楽業界。
思うようにならない気持ちを握りしめ、この運命に立ち向かうのは、積み上げてきた信じる気持ちであると主張する曲です。
変わろうとしている中で過去の 後悔も 傷も 悲しみも含めてここから突き進んでいくという決意に聞こえます。
>ずっと前向き続けて15年を迎えてくれたももクロさん本当に感謝、、、
>ここの落ちサビの4人揃った夏菜子ちゃんのマリオネットのフォーメーション好き!
M13:HAND
HANDは、ももクロの中でも珍しいネガティブが強い曲です。
なかなかここまでネガティブでマイナス表現が使われるような歌詞表現は使われことが少ない貴重な曲です
この曲の演出は、一見メンバーにスポットライトが当てられて影が後ろに映っているような演出なのですが、実は後ろの影はメンバーが投影されている影ではなく元々用意されていた映像が映っていたんです。
見えているメンバーの動きと影の動きがちぐはぐなんです。
おそらくこの演出は、この歌詞の建前と本音を表しているのではないでしょうか。
前半は影が活発に動いているのですが、現実世界のメンバーは全くと言っていいほど動いていません。
そのため影が本音、現実が建前で
本音が言えない、見せられないという葛藤していることを見せる演出ではないでしょうか。
そしてCメロ。
ここのパートで各メンバーのパートがあるのですが、自分のパートで自身の後ろを振り変えり影を認めるような仕草を見せ、"建前と本音で分かち合いReal"を手に入れます。
そしてその後のパートでは現実のメンバーも大きく動き出します。
最後のLa La La…のパートで後ろの影と動きが全く同じ動きになり自分自身を認めるそんな瞬間ではないでしょうか。
M14:リバイバル
自身の本音との葛藤を経て生まれ変わることを決意し、未来へと歩み始めます。
リバイバル:過去の名作やヒット作が新たなファンによって再評価されたり、新しい形で再現されることがリバイバル
新しい形での再現=転生を表し、コーラスに挑戦するという新しい取り組みです。
最後のパートでは天から地上にいる自分に向けて声をかけている演出なのでしょう。もうすぐ転生が完了する、、、
>コーラスのチャレンジも良かった。公演数を重ねてクオリティも上がっていき、後半はのびのびとこのコーラスをものにしていました。
前半は不安定で実は勝手に心配になっていたりもしましたが、何事もチャレンジだなと。
M15:A-rin QOS REMIX MEDLEY / 佐々木彩夏
ソロパートは各国女王の公演会。
ここはあーりん王国のあーりん様の独壇場です。
>突然雑なのやめろ。衣装チェンジしたいのでは。あーりん今日も可愛い。
M16:赤い幻夜 / 百田夏菜子
>夏菜子ちゃん白衣装に変わっての女王パートかと思えば、なんだ、ただの神様じゃん。
本編にリンクしているとすれば最後のパートの"夜明け前"もうすぐ生まれ変わりが完了するのはないでしょうか。(夜が明ける)
M17:天国のでたらめ
この曲の演出良すぎる。
ソロパートを終えた夏菜子ちゃんがステージ中央にきてステージ後方に振り返ります。すると大きな門が映し出されており、開門します。
そこには夏菜子ちゃんと同じ白一色の衣装に身を纏った他3人のメンバー。
>ここは現実の世界か?神にしか見えない。冗談抜きで。神々しい。神々しいという言葉がここまで適切に使われたことはないと言っても過言ではない、、、
曲のテーマは壮大で、一言で言えば、転生する直前の曲です。
M18:GOUNN
さあ、ツアー最大に見せ場です。
生まれ変わり、挑戦し、自身との葛藤それを経て辿り着いた、導き出した答えがこの歌詞に全て詰まっています。
あなたに逢いたいよ
転生中に迷い悩んだ結果
"あなた"→自分も含めた転生後のメンバー、ももクロに逢いたい。
旅路は永遠の彼方 諸行無常の どこかに けして変わらぬもの
諸行無常=変わらないものはない → 必ず変わる と言われている中でもけして変わらぬものがある。
そして真っ白な衣装からいつものメンバーカラー、和をモチーフとした衣装への転生します。(白衣装から脱皮するかのような早着替えの演出です)
この演出によって、
自分たちは新しいことにも挑戦していくが変化していく中でも変わらない、変えないものがある
という演出です。
>なんでこんなに歌詞とやっている活動がそのままリンクするんだ、、、、、異なるタイミングで出ている楽曲でここまでリンクさせられる??
転生中ブロックまとめ
GOUNNのワンフレーズが全てです。
いろんな変化、挑戦、葛藤をしながらも前へ突き進み出した回答が大事にすることは変わらずに私たちらしく進化していく、そんなプロセスを描き、表現したブロックでした。
そのため、このブロックの振りは振り付けがこのツアーように変化しておりました。QUEENブロックではいつも通りの振りで、転生中ブロックでは振りにも変化をもたらせていたのでしょう。
しかし、バックダンサーの方が踊っていたのは元々の振りだったため完全に変えるわけではなく今までのやり方も大事にしているよというメッセージでもあるのかなと。
⑶ 転生後ブロック ~ ももいろクローバーZ ~
M19:MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰
完全転生を遂げたももクロが歌う一曲目の曲は、
2012~2014年代を彷彿とさせつつも2023年今のももクロにしか歌えないこの曲、ヒャダイン様本当にありがとう。
ももクロらしい元気が漲る曲で中毒性が高い。
転生した後のももクロが歌うこの歌詞の強さよ。無敵だろ。
"うちらだけにしかできんことがあるよね 声を合わせろ 「うりゃおい」×4"
最近フェスに出る機会が増えてとても感じる。ここまでアーティストとファンが一体感を持って熱量を持っている界隈があるだろうか。
僕らにしかできないと胸を張って言える。
"笑顔と 歌声で 世界を照らせ!"
まだメジャーデビューもしていない時代にできた怪盗少女のサビワンフレーズをここまで有言実行し続け、笑顔の天下をとり、そして転生しても笑顔と歌声で世界を照らし続けてくれるももクロさんなんすよ、、、
不可能を可能にし続け、まだまだ新しいものを魅せてくれそうです。
M20:QUEEN HISTORY MEDLEY(いちごいちえメドレー)
転生してもなお過去のことは忘れない。過去があるから今がある。そんなメドレーです。
いちごいちえの一番の後に2009年から順番に一曲ずつ披露していくメドレーです。
このメドレーの前のMCで
「15周年ツアーでは15年間の感謝を伝えたいことをベースに構成を作り、このメドレーでは、出会った時間、タイミングが違うそれぞれの人生のストーリーと私たちのストーリーを重ね合わせて欲しい(意訳)」
と伝えてくれています。
一期一会:一生に一度だけの機会
ももクロと出会っていなければどんな人生を送っていただだろうか。
この偶然ではあったものの一生に一度だけの出会い、機会が今の自分をここまでいざない、涙溢れて、愛に溢れた道を歩めるきっかけとなっているんだなと本当にこの出会いに感謝しています。
>いつも仲良くしてくれるみんな本当にありがとう。この出会いを大事にしたい。これから出会うみんなよろしく。
そしてその出会いはいいことだけではなく、たまには傷つけてきやがるようなことをしてくるんですよね。
そんな出会いも含めて自分の人生にとっては貴重な機会でその機会があったから今があるんだよね。
>一味同心で日付が更新されていき、ピアノの音が入り、転調していちごいちえのCメロのバラードアレンジ、夏菜子ちゃん落ちサビは見た全公演のライブで涙止まりませんでした。
M21:行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
さあいよいよ本編ラストの曲です。
ここでもMCがあり、ももクロをみんなに知ってもらうきっかけとなった曲を歌って、踊りたいと言っていました。
ここの考察は野暮だと思っています。
15周年おめでとう。そしていつも本当にありがとう。
⑷ 未来ブロック ~ 未来への提言 ~
<ENCORE>overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
アンコールの3曲は未来に向けた曲で構成されています。
EN1:DECORATION
転生した後も色々な試練があることでしょう。しかし、嫌なことがあったからと言って絶対に振り向いてはいけないと、言い訳や文句は捨てて未来へ真っ直ぐ突き進んでいくという意思表示でしょう。
転生したGOUNNでのワンフレーズと同義です。
EN2:誓い未来 ※新曲
ゆず・北川悠仁さんからいただいた新曲です。
この曲は新曲で様々な解釈がまだできそうなのと振り付けも意味もとてもありそうなのでまた別の機会に考察しようと思います。
しかしながらやはり未来へ、前へ進むそんな曲です。
EN3:吼えろ
いよいよ最後の曲です。
真っ直ぐな歌詞の通りです。
嫌なことがあっても振り返らず、言い訳せず前へ前へと進んでいくけれど
それでも迷った時は後ろを振り返ればメンバー、DMB、スタッフがいる。
ライブの時は前にいるけど、モノノフもいるよね。
>10周年の時の夏菜子ちゃんの力強い歌を思い出します。
最後に
これで僕の考察は終了です。
長々とこんなももクロバカオタクの勝手な解釈をご一読いただき、感謝です。
たくさんの公演に参加させていただき、見て感じたものを自身への解釈へと落とし込みました。
確かに紙切れを数えるライブではなく新しい折り方見つけて遠くに飛ばすという表現を終わってやっと理解できました。
と冒頭に先述しましたが、みなさんもその意味を感じていただけたのではないでしょうか。
ただただ今までの曲を振り返るだけでなく過去の曲それぞれの特徴を押さえつつ新たなメッセージ性を作ってくださったのだなと感じました。
もしかしたら全然違うことを言っているかもしれないですが、
半分自己満みたいなものでアートは人の数だけ感じ方があると思っています。
なのでこんな解釈の仕方あるよ!とかはぜひ教えてください。
そういう話が大好きです。
また現場で会いましょう。キャロ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?