そいつが嫌いなのは、単なる〇〇不足が理由かも

2020/06/06 晴れ

仕事時間(朝) 2時間
解説動画 仕組みづくり
指導人数 7人
メモ数 1

相手のことを理解することを念頭において、相手の話を真剣に聞くようになって気づいたこと。

まず、相手の話を聞くとき、話だけ聞いても、内容が頭に入ってこない。情報は伝わってくるんだけど、その情報を伝えたい真意を読み取ることができない。

相手の感情、言葉の背景などを読み取ろうと思うと、自然と相手の目を見ることになる。目を見ていると、その言葉が表面上のものなのか、本気で言っているのか分かるし、どんな感情なのかも、少なからず伝わってくる。

相手がどんな気持ちか、どうしたいのかの仮説の精度は、目を見るか見ないかでかなり変わると思う。目は口ほどに物を言うというのは、本当かもしれない。

だから目を見なさい、というわけではなく、本気で話を聞いたら、自然と相手の目を見つめることになるってこと。

そして、見つめ続けて目が合うと、自分は一瞬で逸してしまう。思春期の男子みたいなことしてしまう。まだまだ鍛錬が必要そう。

そんなことをしてて思ったことがある。

世の中には好きな人と、嫌いな人がいる。自分は、比較的好き嫌いがハッキリしている。

まあ、そこまで嫌いな人はいないけど、一度嫌いだな、と思うとその思いが変わることはほぼない。

でも、人を嫌いになる原因って、単純に相手に関する情報が少ないからなのかもしれない。

たとえば、まだ戦が日常的にあった頃は、人を簡単に信用しないことが生存戦略として正しかったのかもしれない。

食うか食われるか、という状況なら、まずは相手が敵ではないかと疑うだろう。そして、相手の情報が集まっていくうちに、信用し、好意を抱く。

だから、相手に好意を抱くには、ある程度、相手に関する情報を集めていくことが重要になるし、同時にこちらの情報も開示していくことが大事なのではなかろうか。

共有した情報量が増えるたびに、共通点や似通った価値観が見つかり、相手を仲間と認識する確率が高まる。逆に、情報が少なければその分、嫌う可能性も高まる。

だから、相手のことが嫌いな場合、もしかしたら単に相手に関する情報が不足しているだけなのかもしれない。

ということは、相手を理解し、相手の情報を集めていく事は、結果的に相手に好かれる可能性を高める。円滑な人間関係を構築するには、相手の情報をインプットし、こちらの情報をアウトプットすることが大切なのだ。

そう思って振り返ると、自分の嫌いな人の中にも、単純に情報不足なだけな人もいる。その人の情報が、今のところ嫌いな要素ばかりなだけで、本当はもっと知ることで、相手のことを理解でき、好きになるかもしれない。

もちろん、どうしても好きになれない人もいる。

しかし、嫌いな人の中には、単純な情報不足で友好的になれてないだけの人もいる。

嫌いな人がいる、というのはかなりのストレスである。一方、好きな人がいることは、ストレスにならない。1度きりの人生を楽しむためにも、簡単に人のことを嫌いになるのではなく、情報を集める努力はしていきたい。

以上🖐️

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