「頭の中で考える」と「実際にやる」の違い

2020/4/4 晴れ

思ったとおりにいかない

この前自分的には画期的だと思った「ストーリー勉強法」を、実際に子どもにも説明して取り組んでみた。

しかし、やってみると、そのコンセプト自体を理解してもらうのにかなり時間がかかった。「そんなめんどいことせんといけんの?」と顔に書いてある子もいた(笑)

自分がこれを考えついたときは「こりゃすげえ!」とワクワクしたが、実際のところ、全員が俺と同じようにワクワクするわけではなかった。

おそらく、コンセプト自体は面白い。小説やアニメ、ドラマや映画の主人公が自分で、かつ監督も自分、脚本も自分で作れたら、絶対面白い。

しかし、それを伝えるのが難しすぎた。自分でも説明しながら、「俺何言ってんだ?」状態になった。

だから、このコンセプトを説明するところを、もっと改善していかなければならない。そこで躓くと、ワクワクしたシナリオは書いてもらえない。

これらは、やる前には気づかなかった問題点だ。次回以降、新しい試みをするときは、予め分かりやすく伝える方法もセットで考える。これは、今回実際にやってみて得られた教訓だ。

まあ、こんなふうに、実際にやってみると、課題点はどんどん見つかっていく。そして、見つけた課題点を修正していけば、よりよいものにしていける。

もし、これをずっと頭の中でシミュレーションしていたら、こんなに早く課題点に気づくことはできなかっただろうし、課題点を見つけ出すのは困難だったに違いない。

完璧主義者や、リスク回避型になると、考えを完成させてから行動に移しがちだが、それだと行動が遅くなってしまう。行動したら分かることをずっと先延ばしすることになるから、結局質の低いものしかクリエイトできない。

ある考えが思いついたら、見切り発車でやってみて、やりながら修正を加える。これはよく最近言われることだが、確かにそうだと今回思った。

やりながら修正するだけでなく、やりながら成功パターンの型をどんどん自分の中に溜めていけたら、脳内シミュレーションの精度も上がり、失敗も少なくなっていくだろう。

考えることも、行動することも大事だが、どちらか一方に偏るのは良くない。どっちもどんどんやっていくのがいい。

一番最悪なのは、頭の中で考えて、頭の中で終結させること。やってみないと分からんことはたくさんあるから、やらずに「こりゃ自分にはできない」と思うのは、めちゃくちゃもったいない。

と思いました。

以上🖐️

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