起業461日目
2020/2/4 寒い晴れの日
カフェで勉強
今日は早朝にいつもの小テスト作成を終わらせ、服部珈琲に向かった。火曜日は数学を勉強することにした。
今日の範囲は数Ⅱの数と式。恒等式や、因数定理、式の証明をするやつ。数Ⅱのはじめに習う範囲。今ちょうど高校一年生が習っているから、ちょうどいいと思ってやってみた。
4月末までにすべて解けるようにならないといけないから、チマチマ解いてはいられない。ということで、章末問題を集中的に解くことにした。教科書の章末はけっこう骨のある問題が多く、そして解説がほぼないため、自力で答えの式を導く必要がある。
答えを導く式を、あれでもない、これでもないと悩む過程は結構好きだし、思い悩んでいると、自然と考える力が身につく。
答えをさっさと見て暗記した方が効率的だが、それでは生徒が納得いく解説をすることはできない。「なるほど〜!」っていう体験があればあるほど、数学は面白くなると思う。
そういう演出をするには、どこで悩むのかも把握しておく必要がある。それを把握しておけば、適度なヒントを小出しして、生徒が自力で解く手助けをすることができる。いきなり答えを与えられるより、自力で導きだしたほうが、記憶に残る。
ということで、まずは俺が自力で解いているけど、昨日の現代文よりは、スラスラ解ける。イメージ的に、現代文は他人の考えをトレースして答えを導き出す感じで、数学は自分の頭の中で答えを構築していく感じ。考え方が根本的に違うと感じる。
今日の問題では、1つだけよく分からんのがあった。それがこちら。
a>b>0、a+b=1のとき、
1/2、a²+b²、2abの大小を調べよ
という問題。
カフェにいる間に答えは出そうになかったので、とりあえず、家に帰ることにした。
高校のときは、自分で勉強しようと思う前に、勉強させられる量が半端なく多くて、こうして問題をゆっくり考える時間がなかった。
詰め込まれたら、なかなか楽しむことはできないけど、自主的にやれば、対象が何であれ、楽しめるんだろうなと感じた。
島根大学の過去問を解いてみる
家に帰ったら、メルカリで買った本が届くまで家でじっとしていることにした。その間、さっきの解けなかった問題に挑戦した。
結局、大小関係は、まず条件を満たす数字を適当に当てはめて大小関係を出し、その後、条件下の数字であればどんな場合でもその大小関係が成り立つことを証明すればいいだけだった。
カフェでは思いつかなかったが、家に帰った途端、すぐに思いついた。場所を変えると、ひらめくことは割とある。
それでもまだ本が届かないので、島根大学の過去問を解いてみた。数学。大問は3つで、二次方程式、図形、積分という構成。手始めに、二次方程式を解いてみた。
第一問ということもあって、教科書レベルの問題が解けたら十分完答できる問題だった。その問題を解き終わった頃に、本が届いた。
イニシエーションラブ。
映画を先に見てしまったが、映画ではラストに「え〜!」ってなったから、小説も読みたい!と思って買った。
映画だと、登場人物の心情の描写が間接的だったり、読み取りにくい。けど、小説はそこが詳しく書いてあるから、楽しい。
久しく恋愛はしていないから、読んでいて虚しさは感じたが、「なんか、いいな〜」ってなった。今回は誰も人は死なないから、安心して読めた。
途中まで読んだら、夕食の準備をした。今日は白胡麻チャプチェ。メニューはほぼ曜日固定。固定すれば、買うべき食材も、調理手順も決まっているから、迷う時間が無くなるメリットがある。
完成品の写真撮るの忘れてた。
このメニューはめちゃ美味しくてハマっているから、おそらくあと3ヶ月間は食べ続けると思う。一度ハマるとリピートし続けるクセがある。
カレーにハマったときは、1年間ほぼ毎食カレーだった。(笑)
テストがうまくいかなかった生徒
今日は、中学生は学力テストがあったみたいだった。保護者様から連絡があって、解けなくて落胆している様子です、とのことだった。
その生徒は、とても頭がよく、難しい問題もスラスラ解ける。だから、どうしたんだろう、と心配になった。
心配になるし、そういう生徒にはどうサポートしてあげるのがいいのだろう、と思い悩んだ。実力は、ある。けど、本番で発揮できない。そこには何かの課題点がある。
おそらく、メンタル的な問題なのだと思うが、その場合、どうサポートするのがいいのか。
大手・老舗の塾に比べて、まだ自分の塾は、いろいろな課題に対する対処法の型が少ないと感じる。
色々なタイプに合わせた指導やコーチングを、臨機応変にできるようになりたい。そのための具体的な行動としては、目標達成のサポートの方法を考えられるだけ考えて、一つ一つ実践し検証していくしかない。そして、型を少しずつ増やす。
自分自身の目標達成は割と得意だけど、やり方は人と比べるとかなり強引で根性任せだと思う。だから、それを生徒に勧めることはなかなかできない。1つの方法として提案はしてみるべきだが…
でもまあ、本気で目標を達成しようと思ったら、ある程度根性も必要だとは思う。
身の丈以上の問題を解いてみる
今日の塾の生徒には、今日自分が解いてみた島大の過去問を解いてみないかと提案してみた。本人も数学には自信があるので、やってみます、と前向きな返事だった。
実際やってみると、普段よりは骨のある問題だから、解いたあとも恐る恐る解答用紙を渡してきた。答えを見たら、ほぼ解けていた。なので、解けていない問題に関しては、ヒントを少しあげた。
そしたら、なにか閃いたみたいで、ガリガリ答えを書いていた。そして、採点してみたら、正解していた。「あってるよ!」と伝えたら、目がキラキラしていた。
こうして、本人は無理だと思ってるけど、実力的には十分解ける問題を解くことで、本人の心理的な枠が壊れる。こういう経験を、たくさんすればどんどん難しいことにも躊躇せず取り組めるようになる。
だから、普段の生活でも、こんなの自分には無理だよ、と無意識的に思ってしまうことは、あえて挑戦してみると、自分のできることは増えるかもしれない。無意識的に無理と思うものは、ただ失敗したくないだけで、やる能力はあることが多いと感じる。
自分も、起業をしてから、守りに何回か入ることがあったが、そういうときはあまりいい結果が出ていない。だから、意識的に攻めの気持ちを忘れないよう心がけている。
無理だな、と思うことがあれば、瞬間的に無理じゃなくするには?と問いかけるようにしている。そうするだけでも、けっこう、できることは増えると感じる。
そんな感じで明日もがんばる。
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