起業456日目

2020/1/30 全然寒くない、雨の日

妹を仕事場まで送る

今日は6時に起きれた。妹を仕事場まで送るためだ。何か起きないといけない理由があれば、割とすんなり起きられる。やっぱり妹は、俺をタクシー代わりに使いよる。まあいいけど。

家に戻ってから、コーヒーを淹れた。コーヒーの豆は、スターバックスのライトノート。コーヒー豆はどれも同じだろって思っていた。しかし、例のごとくスタバのキレイなお姉さんに勧められてこのライトノートを買って飲んだら、衝撃を受けた。

今まで飲んだコーヒーと、全然違う…とにかく美味い。それ以来、ずっとリピートしてる。

こうして、家で飲めるコーヒーも美味しさを求めていくことによって、より外出頻度が下がり、引きこもりとなっていく。

朝の塾準備

コーヒーを飲み終えたら、いつもの塾準備に取りかかった。一人ひとりに小テストを作るのは非常に手間がかかる。問題を作りながら、「あの子はどこに引っかかっているのだろう」とか「どんな問題を出せばあの子のためになるだろう」と思いを巡らせながら作る。

この手間のかかる作業は、結構重要だと感じる。作りながら、実は、こんなところでつまずいているのでは?とハッとひらめいたりする。問題を作ることによって、相手のことを考える習慣が身につく。

最近ひらめいたことは、英語が苦手な生徒は、英語が読めないことに一番の原因があるのではないか?ということ。特に、中1。俺は、日本語訳ができなかったり、文法の意味を理解していなかったり、単語を覚えていないことに、苦手になる原因があると思っていた。

しかし、そもそも単語が読めないから、日本語の意味も覚えられない、文法もよく分からない、単語を覚えられないのかもしれない。

気づいたあとは、そりゃそうか、ってなるけど、俺にとって単語を読むことは、難しいことではないから、なかなか気づけなかった。でも思い返せば、確かに自分も中1の頃は読めない単語がたくさんあって、苦戦していた気がする。

こんな感じで、相手がどこでつまずいているかについても、意外と自分目線から考えてしまうから、気づけないことが多い。自分にとって分かってて当たり前と思うところから、考え直す必要がある。

そして、相手は分からないことだらけなわけだから、自分の分からないところを言語化できないかもしれない。だから、注意深く観察して、つまずいている部分を俺が言語化して伝えることも必要だろう。

もちろん、いつも分からないところを俺が先取りして解決することは、その場の問題の解決にはつながるけど本人の成長にはつながらない。そうしている限り、俺がいないと分からないことに対処できないからだ。

だから、初めはそうやって手とり足取り分からないところを見つけて解説するが、少しずつ、自分の力でなんとかするよう促していくことも大事だと思う。最終的に、自分で自分の分からないところを把握して、その解決方法も自分で考え、自分の力で解決できるようになれば、独学力がついたことになる。

まあ、そうなっちゃうと塾に来る必要がなくなってしまうんだけどね…

妹の土産

昨日妹は出張で東京に行っていた。土産は何がいいか聞かれて、「小説」と言ったら、本当に小説を買って帰ってきた。(笑)

なんか怖そう…

少し外出したついでに近くの服部珈琲で、読んでみた。主人公の深雪は東京に憧れ、大学進学と共に上京し、芸能界に憧れタレントを目指す。しかし、大学生の深雪は、タレントとしてはもう旬が過ぎており、夢を諦めるしかなかった。

…と、まだ序章しか読んでいないけど、小説はやっぱり面白い。細かい描写を頭の中で想像するのがとても楽しい。主人公の気持ちを考えながら読めば、主人公になったような感覚になる。難しくてなかなかできないけどね。

起業して良かったことは、本を読む時間がたくさん取れるようになったこと。個人事業主だから、基本一人でいることが多くなるから寂しいんだけど、その分趣味に没頭することもできる。…気づいたら、独身オジサンになってそうだなぁ(笑)

人との距離感をつかむ

コーヒー1杯でしぶとくカフェに居座ったが、さすがに申し訳ない気持ちが出てきたから家に帰って飯を作った。今日は白胡麻チャプチェ。もちろん、staubで。またレシピ動画は別の記事でどんどん載せるつもり。

今日も美味しかったです。

食べ終わったら、小説の続きを読んだ。めちゃくちゃ面白くて続きが気になって、塾が始まるギリギリまで読んでいた。というか、生徒が来ても読み続けた。(笑)

今日の塾では、相手との距離感を意識した。どういうことかというと、あまり親身になりすぎないということ。要は、勉強ができない生徒でも、できる生徒でも、まずは相手が自分の現状をどう捉えていて、そして俺にどうしてほしいのかをヒアリングした。

相手がどんなことで困ってて、どんなことをして欲しいのかはだいたい予想がつく。けど、それを先に見越して「今こんなことで困ってるよね、だったら、こういうことをするとよくて…」と話し始めてしまうと、相手は「何もしなくても先生が何でもしてくれる」と思ってしまうおそれがある。

そうなってしまうと、生徒は自分で考える習慣が身につかない。だから、まずは自分の現状、目標、目標に対してどんなことができる必要があるのか、そのために必要なサポートは何なのか、ここまでは自分の言葉で説明してもらうようにした。

普段から自分の現状把握をしている生徒は、スラスラと答えることができるし、そういう生徒はかなり成績も良い。逆に、現状把握が甘い生徒は、勉強で何をすればいいかが分かっていないから、ゲームなどの甘い誘惑に流されてしまう。

だから、この自分のことを言語化することはとても大切なことだし、能力アップには欠かせないと思う。俺も、普段から悩みやモヤモヤがあれば、それを必ず言語化するようにしている。何か喫緊の問題が起これば、現状把握、どう処理するか、などを一つ一つ言語化するようにしている。

そうすることで、よく分からない不安や悩み、恐れはなくなる。あとは、「やるか・やらないか」になる。起業する前からこの習慣を身につけておけばよかったなと感じる。しかし実際のところ、言語化なんて相当叶えたい目標があるか、崖っぷちの状況に追い込まれないと、やろうとは思わないかもしれない。

で、今日はそのヒアリングが上手くいった。相手を主役にして話すから、生徒も本気で考えるし、言ったことは実行する。俺も、自分ゴトとして捉えないから、気が楽になる。相手のことを自分ゴト化してしまうと、何もいいことはない。

それは例えるなら、サッカーで言えば選手が自分で動かないから、監督が代わりにプレーして点を決めようとするようなものだと思う。「俺がやるべきことじゃないけどお前らが動かないから俺がやる!けど、これって本来俺がやることじゃないよね…」な感じ。誰のためにもならない。

だから、近づきすぎてはダメだと思う。かといって、離れすぎてもいけないと思う。離れすぎると、相手のことを理解できないし、そもそも相手の役に立つことができない。離れ過ぎは論外だけど、近づきすぎも良くない。各生徒によって、どれくらいの距離感がちょうどいいのか、それを今日は色々試した。

7つの習慣に、影響の輪と関心の輪ってのがあるけど、イメージはあれに近い感じ。

こんな感じで、毎日小さなトライと小さなエラーを繰り返してる。それを次に繋げれば、少しずつ自分の事業は必要とされるものになると思って、頑張るー!

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