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必殺技を欲しがる男

ここnoteに参加する
友達から相談をうけた

彼の名はおひたちさん

「きゃらをさん聞いて貰える?」
「えっ嫌だな」
「いやなんだね?」
「うん。だけど聞くよ。何?」

いつものやりとりだ

「僕のnoteは最近伸びないんだよ」
「いや伸ばそうと思ってないでしょう?」
「そうなんだけど伸びないんだ」

なんだこいつ

「そこで考えたのが必殺技なんだよ」
「必殺技ってなに?」
「おひたちには必殺技が必要なんだ」

そうは思わないけど
言い出したら止まらない人だからな

「どういう技なの?」
「それはまだ決めてない」

そこから話に付き合うとなると
しんどいなぁ

「まず名前から先に決めようと思う」

え?名前から決めるの?
必殺技ってなんか
絶え間ない訓練の末に突如
編み出されるようなものであって
先に名前があるもんじゃないのではないか?

「名前から先に決めるタイプの人?」
「おひたちは名前から決めるタイプの人だよ」

要するに馬鹿だった

「何か候補っぽいのあるの?」

「なんだろう・・真っすぐな感じがいいな」
「真っすぐ?」
「そう真っすぐな正義かな」

解りやすい正義ってことかな?

「おひたちジャスティスってどうだろう?」

真っすぐな馬鹿だった

「解りやすいけど、安易すぎないか?」
「そうかな?」

その感覚が合わないから
割としんどいと思うんだよね

「きゃらをさんはどんなのがいい?」

「俺がおひたちさんの必殺技の
 案をだしていいものなの?」

「おひたちは、必殺技の案を出されることは
 全然意に介さないよ。そういうところに
 こだわるのは愚直で馬鹿だと思う」

愚直な馬鹿だった

「ダブルパートナーズとかは?」
「それは不倫系?それはちょっと・・・」

NGはあるんだな
そこは触れない方が良いのだな
自分で触れてたくせに

「片思いさんの場合は事実かどうかではなく
 コンテンツとして面白いんだよ
 おひたちさんの場合は超えているからね
 一線をね」

「おひたちは一線を越えている
 国境を飛び越えてさらに
 向こうの国境も超えた感じかな
 1国またいだ感じかな」

「ボーダーラインクラッシャーとかは?」
「ボーダーラインクラッカー?」

ちがうちがう
「ボーダーラインクラッシャーだよ」
「ボーダーラインクラッシュアー?」

「なんて?噛んだ?」
「おひたちはサ行が苦手なんだよ」

「おひたちさんはサ行が苦手だったの?」
「おひたちはラ行も苦手」

新しい情報がどんどんでてくるな

「こんなのどうだろう?」
「どんなの?」
「おひたちクラッシャー」

いやいいんじゃないかな?と思うけど
もう、己が壊れてるじゃない?既に

「あーでもおひたちは既に壊れてるもんね」

解ってんだな
案外賢い面もあるんだよな
確信犯で遊ぶ男がいるとするならば
きっと彼なのだろうな

今回馴れ合い記事に参加して頂いた
おひたちさんのnoteはこちらです。

片思いさんのnoteはこちらです。

おことわり
登場する人物はnoteのクリエイターであり実在します。この話は2%くらいフィクションです多分
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