－My Baby Grand－

今週ずっと、久しぶりの大波に呑み込まれていた
この数ヶ月そういう波は繰り返し来てたけど
そのとどめみたいな
数年・数十年の思いや記憶のぶり返し巻き返しみたいな

どうして、こんな仕打ちを受けなくちゃいけないんだろう

ただ真面目に誠実に、私は私を生きようとしているだけなのに

どうして、それすら許されないのだろう許せないのだろう

蟹座下弦の投稿で、衝動は昇華！石ころ取ってスッキリサッパリ！
とか涼しげに書いといて、自分が噴き出してんじゃんダッサ！とか思いながらも、もう、一度噴き出し始めた想いや涙は止まらない

どうすればいいんだろう？
どうしたらいいんだろう？

そう答えを求めながらも、
誰かに「助けて」なんて言いはしない
誰にも「助けて」なんて言えない

だって、私は知っているから

だれもわたしをたすけてはくれないことを
だれもわたしをたすけてはくれなかったことを

だから、失望と絶望に変わるだけの行為なんて、しない
だったら一人で孤独を噛み締めていた方がいい

孤独は、決して「孤立」じゃない
孤独は、「孤高」になり得る素晴らしき誇りだ

「孤独」は、ずっと、私にとって、
最高の友人であり、最後の強さだった

だけど。それなのに。
いつも、どこからか、聴こえてくる。流れてくる。
誰かの声や音がする。

些細なきっかけから、記憶や悲しみや寂しさや遣り切れなさや怒りが、
芋づる式に湧き上がってきては、鎖で縛られたようになってしまう自分が嫌いだ。

だけど、これは、もうどうしようもないんだよ。

だって、これが、わたしだから。
これが、私の生まれ持った素材だから。

だから、できるだけ、やさしく、
硬く冷たい鎖ではなくて、
暖かく柔らかな糸になるようにと、編み直す。結び直す。

私に出来ることは、それだけだから。

そして、編み直す途中で、
あるいは、結び直す頃に、私はやっと気付くんだ。
　
ああ、また「誰か」に救われてしまったなぁ って