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MLBトレードデッドライン前に注目すべき選手たち ナショナルリーグ東地区リリーフ投手編

コーラの株主です。

本格的なトレードデッドライン前に注目選手を紹介する企画
今回は、ナショナル・リーグ東地区リリーフ投手編やっていきます。
(成績は5月21日現在)


・マイアミ・マーリンズ

・ディラン・フローロ   32歳  右左
フローロは、メジャー6年のキャリアを誇る救援右腕です。彼は2021年にマーリンズに加入し、2年連続で50試合以上に登板し、2.81、3.02という優れたERAを残しました。今年のシーズンでも20試合に登板し、2.66の素晴らしいERAをキープしています。彼はブルペンの質を上げたい球団にとって最適な選手に成り得る選手です。
今シーズン成績:21試合2勝2敗 ERA:2.49 FIP:3.48 IP:21.2 SO9:8.3

・フィラデルフィア・フィリーズ

・ホゼ・アルバラード   28歳   左左
アルバラードは、100マイルのシンカーボールを連発する豪腕の左投手です。彼はレイズ時代に頭角を現し、その後もフィリーズでブルペンを支えてきました。昨シーズンは59試合に登板し、3.18の優れたERAを残しました。また、FIPも1.92という素晴らしい数字を誇ります。今年のシーズンでもここまで、14試合に登板し、驚異的な0.63のERAと0.86のFIP、奪三振率15.1という無敵の状態を維持しています。彼が市場に出れば、リリーバーグループの中でも非常に人気が高まることでしょう。現在はILリスト入りしています。
今シーズン成績:14試合0勝0敗 ERA:0.63 FIP:0.86 IP:14.1 SO9:15.1

・クレイグ・キンブレル   34歳  右右
オールスター選出9回を誇る元メジャーリーグのナンバーワンクローザー。昨シーズンはドジャースでの活躍により復活の兆しを見せ、フィリーズとの1年1000万ドルの契約に至りました。彼の球速は平均96マイルで最速は100マイルを超え、ファストボールとカーブの2球種を駆使して勝負します。その結果、常に高い奪三振率(キャリア平均14.4)を誇っています。ただし、制球力には課題があり、今シーズンも制球の難しさを抱えています。その結果、ERAも6.35と厳しい数字となっています。しかし、彼の持つ球の質は非常に高く、制球力が安定すると無敵の投球を見せます。そのため、ブルペンを強化したい球団にとって彼の獲得は検討に値するかもしれません。
今シーズン成績:19試合2勝1敗 ERA:6.35 FIP:4.70 IP:17 SO9:15.4

・ワシントン・ナショナルズ

・カール・エドワーズJR  31歳  右右
キャリアのすべてをリリーフで過ごしてきた生粋のリリーバー。今シーズンはナショナルズでの2年目を迎えています。昨シーズンは57試合に登板し、2.76のERAを残し、今シーズンも21試合で2.29と安定した成績を収めています。彼の投球スタイルは、平均球速93マイルのファストボールとカーブ、チェンジアップを駆使して打者を抑えます。今シーズンは、昨シーズンと比較してカーブの割合を減らし、チェンジアップをより多く投げる傾向が見られます。彼の課題は、奪三振率がそれほど高くないことであり、その結果としてFIPが2年連続で4点台となっています。現在の成績には運の要素がポジティブに作用している可能性も考えられます…
今シーズン成績:21試合1勝2敗 ERA:2.29 FIP:4.31 IP:19.2 SO9:5.9

・ハンター・ハービー   28歳  右右
昨シーズン、ナショナルズで素晴らしい活躍を見せたリリーバー。彼は平均球速99マイルのファストボールを駆使し、攻撃的なスタイルが特徴です。また、カーブ、スライダー、チェンジアップといった変化球も投げます。今シーズンは既に20試合に登板し、順調なパフォーマンスを続けており、キャリアハイの達成も確実とみています。成績も安定しており、3.00のERAと10.3の奪三振率は非常に優れています。彼は2026年にフリーエージェントとなりますが、年齢も若くはないことやナショナルズの再建が時間を要する見込みのため交換要員次第で彼が放出される可能性もあります。
今シーズン成績:20試合2勝1敗 ERA:3.00 FIP:3.24 IP:21.0 SO9:10.3

・カイル・フィネガン   31歳  右右
ナショナルズの生え抜きリリーバー。2021年から2年連続で60試合以上に登板し、ERA3点台の素晴らしい安定感を誇っています。彼の投球スタイルは、平均球速97マイルのシンカーとスライダー、チェンジアップを駆使し、ゴロアウトを量産します。しかし、今シーズンは19試合での登板でERA5.00と不振に陥っている印象があります。フィネガンに関しても、2026年のフリーエージェントとなりますが、ハービーと同じ理由で放出の可能性も考えられます。
今シーズン成績:19試合1勝2敗 ERA:5.00 FIP:6.13 IP:18.0 SO9:8.5

・エラスモ・ラミレス   33歳  右右
メジャーキャリア12年のベテランリリーバー。昨シーズン、60試合に登板し、ERAは2.92で、チームで存在感を発揮しました。今シーズンもここまで18試合に登板し、ERA3.86と好調をキープしています。彼の投球スタイルは、カットボールと4シームを主軸に、チェンジアップやカーブを駆使して打者を抑え込んでいます。彼は制球力にも優れており、直近3年間の与四球率(BB9)は1点台となっています。今オフにフリーエージェントとなる予定です。

今回もいかがだったでしょうか。
次回は、ナショナル・リーグ中地区リリーフ投手編を予定しています。
ぜひまた遊びにきてください。




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