フラッグディール前の予習必須!球団別プロスペクトランキング (PIT)編
コーラの株主です。
今回は、フラッグディールに入る前の予習企画としておこなっていた企画ですが、せっかくなので全チーム完成を目指して継続していこうと思います。引き続き各球団のプロスペクトをランキング形式で考察していきますので楽しみながら読んでいただけると幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
今回は、ピッツバーグ・パイレーツ編です。
(成績は8月5日現在のものです。)
・ランキングトップ10
1位 テルマ―・ジョンソン
2位 エンディー・ロドリゲス
3位 クイン・プリ―スター
4位 アンソニー・ソロメト
5位 ジャレッド・ジョーンズ
6位 ニック・ゴンザレス
7位 リオバー・ペゲーロ
8位 ババ・チャンドラー
9位 マイク・バローズ
10位 トーマス・ハリントン
・テルマ―・ジョンソン
19歳 右左 2B 2022年1巡目4位 A+
Scouting grades: Hit: 70 | Power: 60 | Run: 50 | Arm: 50 | Field: 55 | Overall: 55
高校生離れした打撃センスを誇り通常セカンド専門の高校生選手がドラフト1巡目候補になることは少ないものの全体4位という高評価を受けていることからもその能力の高さがうかがえます。将来的には高打率、高出塁率に加えて年間25本塁打以上打つポテンシャルがあり守備もメジャー平均を上回る水準のセカンドになると目されています。
今シーズン成績:79試合 打率236 本塁打13 出塁率413 OPS843 盗塁8
エンディー・ロドリゲス
23歳 右両 C/2B/OF 2018年海外FA MLB
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 55 | Run: 45 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 55
複数ポジションを守れ、攻撃面でも高いアプローチと平均以上のパワーを誇る万能選手。キャッチャーとして年間25本程度の本塁打を期待できるだけでも優秀だが、外野手・セカンドとしてもプレーすることができチームの起用の幅を広げている。キャッチャーとしての守備力も向上しており今後はキャッチャーとしての起用が増えていきそう。
今シーズン成績:16試合 打率188 本塁打1 出塁率250 OPS625 盗塁0
・クイン・プリ―スター
22歳 右右 RHP 2019年1巡目18位 MLB
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 60 | Slider: 50 | Changeup: 50 | Control: 50 | Overall: 55
19年ドラフトクラス最高の高校生投手との評価受けていた先発右腕。
最速97マイルの4シームとゴロを誘発する動きを見せる2シーム
カーブ、スライダー、チェンジアップを操る。すでにMLBに到達しており
今後も長期間パイレーツのローテで活躍することが期待される。
今シーズン成績:4試合 2勝1敗 ERA8.69 IP19.2 K16
・アンソニー・ソロメト
20歳 左左 LHP 2021年2巡目37位 AA
Scouting grades: Fastball: 55 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 55
その独特な投球フォームからマディソン・バムガーナーとも比較される先発左腕。最速93マイルのファストボールとカッターのような動きが特徴のスライダー、チェンジアップを操る。制球力にも優れており将来的には先発ローテの一角として活躍することが期待されている。
今シーズン成績:19試合 4勝6敗 ERA2.73 IP92.1 K104
・ジャレッド・ジョーンズ
22歳 右左 RHP 2020年2巡目44位 AAA
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 55 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 45 | Overall: 55
高校時代は強打の二刀流としても活躍した先発型右腕。
プロ入り後は投手に専念し、最速99マイルの速球、カーブ、スライダー、チェンジアップで打者を打ち取る。制球力に課題があるものの先発ローテ候補として順調にステップアップしている。
今シーズン成績:18試合 3勝5敗 ERA3.31 IP84.1 K95
・ニック・ゴンザレス
24歳 右右 2B/SS 2020年1巡目7位 AAA
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 45 | Run: 50 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 50
ドラフト時は高い評価を受けプロ入りしたものの、多くのケガに悩まされている。もともと強打の打撃型内野手として見られていたもののコンタクト能力に難を見せておりMLBに到達する上での課題となっている。
ポジションはセカンドがメインになると思われるが、サードにも挑戦しており、ユーティリティーに近い位置づけになる可能性が高い。
今シーズン成績:59試合 打率258 本塁打6 出塁率373 OPS822 盗塁2
・リオバー・ペゲーロ
22歳 右右 SS 2017年海外FA MLB
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 45 | Run: 60 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 50
パンチ力と走力を兼ね備えたショートストップ。
最大の売りは走力ですでに上位クラスでもその実力が証明されている。
ショートの守備は脚力を活かした非常に広い守備範囲と強肩を誇るものの
安定感に欠けるところがあり将来的にはセカンドや外野へのコンバートも視野に入っている。パイレーツとしてはその潜在能力もあって引き続きショートとしてプレーさせていく意向を持っている。
今シーズン成績:13試合 打率229 本塁打3 出塁率270 OPS784 盗塁1
・ババ・チャンドラー
20歳 右両 RHP 2021年3巡目72位 A+
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 55 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 50 | Overall: 50
高校時代から二刀流として注目されておりプロ入り後もスイッチヒッターとしてDHで出場し一定程度の成績を残している。ただ今後は投手に専念することになりそう。最速99マイルのファストボールとスライダーで多くの三振を奪うことができチェンジアップを上手く生かすすべも学んでいる。
将来的には先発ローテの一角として活躍することが予想される。
今シーズン成績:20試合 7勝3敗 ERA5.08 IP85.0 K101
・マイク・バローズ
23歳 右右 RHP 2018年11巡目324位 AAA
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 55 | Changeup: 55 | Control: 50 | Overall: 50
最速97マイルのファストボールと高回転カーブ、チェンジアップを操る先発型右腕。今シーズン、トミージョン手術受けることになったため長期間の離脱が決定した。もともと耐久性が疑問視されていたこともありますます懸念事項としてパイレーツを悩ませることになる可能性も。
将来的には先発ローテに入るだけの能力があると見られており復活が期待されている。
今シーズン成績:2試合 0勝0敗 ERA2.70 IP6.2 K3
・トーマス・ハリントン
22歳 右右 RHP 2022年36位 A+
Scouting grades: Fastball: 55 | Curveball: 50 | Slider: 55 | Changeup: 60 | Control: 55 | Overall: 50
最速96マイルのファストボールとスライダー、スローカーブ、チェンジアップのクオリティーの高い4球種を制球良く投げ込む先発型右腕。
将来的には先発ローテの3~4番手クラスを務める能力を有している。
今シーズン成績:19試合 5勝4敗 ERA3.69 IP92.2 K107
パイレーツ編いかがだったでしょうか。
長期間低迷しているパイレーツなのでさすがに1位~10位までの質は他球団よりも高い印象を受けましたが、上位指名権を多く持っていたことを考えると飛びぬけたポテンシャルの選手がもう少しいてもいいのかなという思いも。MLBまで到達している選手も多く、レッズとともにこれからナ・リーグ中地区を席巻する活躍を期待したいところです。
次回も、ぜひまた遊びにきてくださいね。
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