フラッグディール前の予習必須!球団別プロスペクトランキング (TOR)編
コーラの株主です。
今回は、来月のフラッグディールに入る前の予習企画として各球団のプロスペクトをランキング形式で考察していこうと思います。有力なスタープレイヤーを獲得するにはそれなりの有望株を出す必要があります。贔屓のチームがスター獲得を狙った場合獲得することはできるのか?そんな予想をする際にお役に立てるような記事となりますので、楽しみながら読んでいただけると幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
今回は、トロント・ブルージェイズ編です。
(成績は7月30日現在のものです。)
・ランキングトップ10
1位 リッキー・ティーデマン
2位 ブランドン・バリエラ
3位 ヨスヴァー・ズルエタ
4位 オレルビス・マルチネス
5位 タッカー・トーマン
6位 アディソン・バージャー
7位 アラン・ローデン
8位 ケイド・ドウティ
9位 アダム・マッコ
10位 ヘイデン・ジュエンガ―
・リッキー・ティーデマン
20歳 左左 LHP 2021年3巡目91位 A
Scouting grades: Fastball: 65 | Slider: 55 | Changeup: 70 | Control: 50 | Overall: 55
最速96マイルのファストボールと低い被打率を誇るチェンジアップ、スライダーで三振の山を築く。先発投手として大成するにはスライダーの精度向上が課題になっている。ブルージェイズはティーデマンを慎重に育成しており
大成すればメジャーで先発2番手クラスになる逸材とみている。
今シーズン成績:6試合 0勝1敗 ERA3.57 IP17.2 K32
・ブランドン・バリエラ
19歳 左左 LHP 2022年1巡目23位 A
Scouting grades: Fastball: 55 | Slider: 55 | Changeup: 55 | Control: 55 | Overall: 50
最速98マイルの速球とチェンジアップ、スライダーを駆使し抑え込む
先発型左腕。特にプロ入り後に速球のスピードが大幅に上昇している点は評価が高い。ティーデマン同様の育成プログラムが組まれており
将来のローテーション投手として大切に育てられている。
今シーズン成績:7試合 0勝2敗 ERA3.98 IP20.1 K25
・ヨスヴァ―・ズルエタ
25歳 右右 RHP 2019年海外FA AAA
Scouting grades: Fastball: 70 | Curveball: 55 | Slider: 50 | Changeup: 50 | Control: 45 | Overall: 50
キューバ出身の本格派右腕。
ブルージェイズ組織内最高の速球の持ち主と言われており
トミージョン手術など相次ぐ故障があったにもかかわらず
復帰後は99マイルの速球を投げ込んでおり周囲を驚かせている。
ブルージェイズとしては先発投手としての育成も捨てていないが
ブルペンへの配置転換が現実的か。
今シーズン成績:32試合 2勝3敗 ERA4.63 IP46.2 K51
・オレルビス・マルチネス
21歳 右右 SS/3B 2018年海外FA AAA
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 60 | Run: 45 | Arm: 60 | Field: 45 | Overall: 50
長打力と強肩が魅力の内野手。
課題はコンタクト能力と選球眼で現状は多くの三振と低打率・低出塁率がメジャー昇格への足かせになっている。守備面も強肩を活かしサードでプレーする機会が増えることになりそう。
今シーズン成績:80試合 打率226 本塁打19 出塁率336 OPS813 盗塁0
・タッカー・トーマン
19歳 右両 SS 2022年2巡目77位 A
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 50 | Run: 40 | Arm: 50 | Field: 45 | Overall: 50
高い野球センスを誇る内野手。
スイッチヒッターではあるもののプロ入り前は右打席での評価はあまり高くなかったものの、プロ入り後に評価を上げており、そのことで彼の評価を一層高めた。現在ショートとサードを守るもののメジャーレベルでもショートを守れる守備力があると見られておりブルージェイズの次代のショートとして期待されている。
今シーズン成績:84試合 打率225 本塁打5 出塁率330 OPS671 盗塁4
・アディソン・バージャー
23歳 右左 INF 2018年6巡目176位 AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 55 | Run: 45 | Arm: 65 | Field: 50 | Overall: 50
高い攻撃力を有する強打者。
長距離砲にありがちな低打率のフリースインガーではなく、マイナーのいくつものカテゴリーでもきちんと成績を残している。
内野に加え外野守備にも挑戦しており将来的には強打のユーティリティープレーヤーとなる可能性も。
今シーズン成績:51試合 打率231 本塁打5 出塁率345 OPS709 盗塁2
・アラン・ローデン
23歳 右左 OF 2022年3巡目98位 AA
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 40 | Run: 45 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 45
コンタクト能力に優れたアベレージヒッター。
大学時代から高い出塁率を誇りプロ入り後も継続して成績を残している。
大学時代はファーストを守っていたが、プロ入り後外野に挑戦しており
ライトとレフトであれば十分に守れる能力があることを証明している。
走力も平均レベルではあるが走塁技術は高く評価されている。
今シーズン成績:79試合 打率315 本塁打4 出塁率438 OPS882 盗塁17
・ケイド・ドウティ
22歳 右右 2B/3B 2022年2巡目78位 A+
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 50 | Run: 50 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 45
パワーポテンシャルが魅力の内野手。
ブルージェイズ加入後に打撃フォームを修正しよりパワーを発揮できるようになっている。現状セカンドとサードを守っているもののサードに集中すればリーグでも平均以上のサードになれると言われている。
今シーズン成績:75試合 打率260 本塁打12 出塁率349 OPS796 盗塁3
・アダム・マッコ
22歳 左左 LHP 20219年7巡目216位 A+
Scouting grades: Fastball: 55 | Curveball: 55 | Slider: 50 | Changeup: 40 | Control: 40 | Overall: 45
スロバキア生まれアイルランド育ちのめずらしいプレイヤー。
ファストボールは90マイル前半と速くないものの強力なカーブとスライダーで三振の山を築く。ブルージェイズは彼のポテンシャルを非常に気にいっており将来的には先発ローテ投手として活躍することを期待している。
今シーズン成績:14試合 3勝4敗 ERA5.68 IP58.2 K63
・ヘイデン・ジュエンガ―
22歳 右右 RHP 2021年6巡目182位 AAA
Scouting grades: Fastball: 60 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 50 | Overall: 45
大学時代からリリーフ専門で活躍してきたブルペン型投手。
プロ入り後はロングリリーフとしても投げておりマイナーでは結果を残している。持ち味は最速96マイルのファストボールとスライダーでチェンジアップも向上しており3球種はメジャーレベルでも通用するボールになると見られている。すでにAAAまでステップアップしており、メジャーのブルペン陣に加わることを期待されている。
今シーズン成績:36試合 4勝1敗 ERA7.13 IP48.0 K63
ブルージェイズ編いかがだったでしょうか。
ブルージェイズは数年前に現在メジャーでも活躍するゲレーロやビシェットがおり充実度はメジャーレベルでもトップクラスでしたが
プロスペクトカテゴリーを多くの選手が抜けたため少し質も落ちている印象を受けました。ただ若手が順調に主力になっており今シーズンもコンテンダーとして戦っていることを考えるとマイナー組織の現状は当然といえば当然かなとも思います。ただ、外野手と捕手のプロスペクトが少ないため今後も充実を図っていくものと考えられます。
次回も、ぜひまた遊びにきてくださいね。
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