見出し画像

Myraの苦悩 エフェクト編【かめスタYouTube】

Myra - Yuuki Tani【家族で歌ってみた(Cover)】

2021年1月末に公開したMyraは、2020年11月のブラックフライデーに一通り必要そうなのをわーっと買って、全部使ってみような感じをテーマにしました。

今回は、使用したエフェクト系プラグインを。
もうね、エフェクトも一つ一つ優秀過ぎて大変だった笑

・INTENSITY / Zynaptiq

画像7

巷では 未知 とか、魔法 とか、チート って言われているプラグイン。
顔認証を用いたアルゴリズム、マスタリング・グレード・オーディオ・プロセッサー・・・って説明にあるけど、音楽で顔認証とは?っていう不思議な呪文から入ってるけど、もう何もわからないというね笑

ただ、もう効果は抜群。マスターへ差すだけで音圧は上がるわ、音の全てがハッキリ前へ出てくるわ、さらに操作はボタン二つだけ、という簡単さ。

時間を金で買う、とはこのことか。
一度騙されたと思って、Trailerを見てほしい。

使い方としては、右上のOUTPUTをSATURATEにすると、リミッターとして使えるので設定。その際、真ん中のLVL COMPはオフでもいいかも。オンだと音量を上げずに雰囲気だけ変えられる、と。
あと、左上のINPUT GAINはちょっと落としておいた方が使いやすいかも。

・・・ただ、今回セールで買ったからよかったものの、定価4万弱という恐ろしさ。

・Nectar 3 / iZotope

画像2

幼い頃から音楽に親しんでるとはいえ、この音は〇〇kHzとか考えて生きてきていないので、PAさんやMIX師さんはホント尊敬する人種の方々です。
ただ、全然わからない僕でも手に入れましたAIアシスト!!!

iZotopeさんありがとう!!!

このNectarは、ボーカルミックスに特化しており、音楽を再生するだけでイイ感じにミックスしてくれる魔法のようなプラグイン。

今回、設定が上手くいってなかったのか、女性ボーカルの高音部にシャーっていう息成分がしっかり入ってしまっており、どうしたもんかと思っていたけど、力業で抑えにかかってみました。
ダイナミック・ゲインというある閾値に来たら反応するというありがたい機能で、耳障りなところをゴリゴリと。抜け感とのトレードオフだったけど、キンキンする方が嫌だもんね。8.5kHzと10kHz辺りを写真みたいに。

画像3

あと、右側にAuto Level Mode(ALM)ってターゲットボリューム±3dbしてくれる機能があって、これをONにしておくと歌のムラがかなり軽減される、と。今回は、AIが8.0db提案を-6.0dbへ底上げ。

・RX 8 / iZotope

画像5

はい、大好きiZotopeさんから2つ目、RX8。これもですね、AIオーディオ理ペアリングツールという素晴らしい時短プラグイン。
ちょっと出来ること多過ぎて、自分では処理能力が足りないというもったいない一品・・・にしたくないので頑張っていきます。

で、上記したシャーって音、「Spectral De-noise」でかなりマシになったんですよね。ふむむふ。

あと、ぺちゃ、とかパチッ、とかも消えるとかホントすごいよね。

・Neoverb / iZotope

画像4

こちらもiZotopeから2020年にローンチされたAIアシスト機能で最適リバーブを提案してくれるプラグイン。

ただ、これはまだ自分の中で実験が足りなさ過ぎて、なかなか提案してくれたものから自分のイメージに合うものが探せなくて勉強中。
とりあえず、ReverbEQのlowはカットしておいた方がもやもやしないことが多いし、Reflections(青)はあまり入れない方が好き。

あと、ボーカル単体でリバーブの強度を設定しても、オケと合わせると全然効いてないように聞こえるので、ちょっと強めくらいがいいかも。

そして、リバーブ量を増やすとそれに合わせてボリュームが下がってしまうので、画面の右「Level」でリバーブをOFFした時と同じくらいのボリューム感にする、と。これ、Levelスライダーを知らなくて、いやーリバーブと音量、トレードオフなんかーってずーーーっと思ってたから、心底安心した。

・Fresh Air / SLATE DIGITAL

画像6

ちょいと前に無料配布で手に入れた空間系プラグイン。
もうinsertするだけで高音域をスカッ!っとさせてくれて気持ちいい。ついでにボリュームも上げてくれるっていうね。
ホント無料でいいのこれ?って感じ。

ただ、今回録音音源が高音域微妙だったから、雰囲気ちょっと出すくらいしか使えなかったけど、次回はスカッっとさせたい一品。

・Ozone 9 / iZotope

画像8

ほんで、最後もiZotopeさんにお手伝いいただいてまとめ。
これは最後のマスタリングさえもAIが自動提案してくれるという初心者にはありがたい一品。劇的に、はまだこの耳ではわからないけど、オンオフするとやっぱり全体的に聞きやすくなって、出口を整えるって大事なんだな、と勉強させてくれるプラグイン。

Maximizerのところで、ストリーミング標準と謳われるラウドネス値-14.0 LUFS(Loudness Unit Full Scale)に設定して終わり!

まとめ

・・・いや多いなプラグイン。楽器と合わせたら10個くらい?怖っ。
これが沼といわれる所以なのですね。ブラックフライデーからクリスマス周辺は毎日DTMのブログとかTwitter漁って、何か面白そうなものは紹介されてないかな、と時間を費やしていたものです。そのおかげで、勉強→実践実践→勉強、というやる気の続くプロセスに出来たので、これぞ有意義な自己投資なのではないか、と思っている次第です。
さて次回はボーカルの補正について、をちょこっと。いや、ホント耳おかしくなるレベルで聞きましたよ。わからなさ過ぎて。

次回は、ボーカルで取り組んだことを少しまとめたいと思います。

この記事が参加している募集

#最近の学び

182,116件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?