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キッズラインを退会します

こんにちは、かなです。

2016年5月にKIDSLINEでベビーシッターを始めて4年。2020年8月末をもって、退会することにしました。

教育系の団体で裏方として働きながら教員免許を取得するべく勉強しており、「並行して自分自身が今の子どもたちと直接接することができる機会が必要」と副業を探していてたまたま出会ったKIDSLINE。アメリカでのシッティング経験があることもあり、面接ではスタッフから「ぜひ!」とあついお言葉。

KIDSLINEのプロモーション動画にも協力させていただき、経沢社長に動画を拡散していただくなどもあり、バイリンガルシッターとして「帰国子女 ベビーシッター」とGoogleで検索すると帰国子女シッターで有名な「お迎えシスター」よりも上の「最上位」に出るまで、成長させていただくことができました。

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さらに、KIDSLINEのシッター仲間と本社主催の研修で出会ったことをきっかけに勉強会を開催し、社長に相談して、本社の打合せスペースをお借りしてお互いの自己研鑽をさせていただくこともありました。

KIDSLINEを通した4年間のシッターの軌跡や自分自身の成長については、このノートでたまたま緊急事態宣言中にまとめています。

しかし、2020年6月4日、私の中で大きく何かが崩れるきっかけがありました。

この発表を受け、今日までの1か月間、「KIDSLINEに声を届けたい」と、有志シッターの仲間と一緒に活動をしてきました。

こちらのつぶやきは、ジャーナリストの中野さん、堀潤さんはじめ、多くの方に拡散いただき、1万以上のインプレッション数、1500以上のエンゲージメントをすることになりました。

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フォロワーも一気に増えました…

こちらのnoteは、私が今まで投稿してきたnoteで最短で最多のアクセス数をいただき、4000人以上の方に読んでいただき、90人以上の方にスキをいただきました。

自分のTwitterの通知が鳴りやまない、たくさんの人と一気に繋がり、たくさん情報交換をして議論をさせていただいた1か月が続きました。

声もずっと集め続け、6月25日、本社に届けに行きました。その時には1時間本社の経営陣のうちのお1人とお話をさせていただくこともできました。

日本経済新聞社さん、読売新聞社さん、朝日新聞社さん、NHKさん、4社のメディアの方ともお会いし、情報提供をしたり、取材を受けたりしました。


しかし、本社の対応は一向に「誠意を感じられない」「不信感が膨らみ続ける」もので、私の中では違和感が消えない日々が続きました。

そして7月1日

情報提供等させていただいているジャーナリストの中野さんのこちらの記事をきっかけに本社が以下の対応。

私の日本に帰国してKIDSLINEに登録して最初のシッティングをしたお子さんとの思い出を、私のシッティングをしっかりと見てくださり、とても丁寧に書いてくださったママトレーナーのお母様のレビューを、消されました

本社研修が本業の時間と被って受けられなくて、他のサポーターさんのようなプロフィールの写真撮影ができなかったため、私がお子さんとシッティングしている間にお母様に工夫して取っていただいたプロフィールの写真。その写真だけ残っていただけ、よかった。けれど。

私の中では、プツンと何か糸が切れた音がしました。


今までの違和感の蓄積

退会は実は去年から真剣に考えていました。思い出せる限り書き出します。

最初の違和感は急な事情により仕事をドタキャンする場合の罰金の1万円から3万円への値上げ。副業シッターの私の月収は一時期2万円もいかなかったので、重いPMSに当たって急遽いけなくなってしまったらその月の売り上げは0円になる。しかも3万円にあがって、キッズラインが代打派遣などの対応をしたりしているのかと思うと、あまりそうでもなさげ。サポートデスクの対応のひどさは当時からSNSなどでよく聞いていました。

そしてサポーター側の実績画面に突如現れた地域別・全国別ランキング機能。副業の身だったからこそなおさらですが、自身が何位か、なぜ競わないといけないのかわかりませんでした。

19年4月に変更された手数料30%(キッズラインにペアレント20%、サポーター10%が入る)の仕組み。

サポーターにどんどん活躍せよと言わんばかりの、月商100万シッターの記事(#主婦力100万)、止まらない「明日のスケジュールをいれましょう」というスケジュール登録催促の通知(問い合わせたら一括なので変更できないといわれたがクレームが多かったのか気づいたら止まってた)、家事代行や家庭教師としての登録の催促

ペアレントから依頼があれば写真撮影を対応するオプションサービスの登場(登録を強く推奨される)、一方でアプリ内メッセージでは画像の画質が落ちる上、動画が送れない

キッズラインロゴのついたエプロンのプレゼント企画、活かし方がいまいちよくわからないキッズラインオリジナル名刺の配布(今の依頼だけでいっぱいいっぱいなのに自分の名刺配って自分を宣伝したくない…)、キッズラインYouTuber募集企画、他社さんのベビー用品などの自分のシッティング先のご家庭へのサンプル配布の募集。お子さんを中学に上がっても見てほしいというペアレントの要望が増えているからと対象年齢を12歳まで可に登録しているサポーター全員が15歳まで対応可に急に勝手に上げられる

気づいたらサポーターデスクの電話番号にたどり着けなくなり、問い合わせフォームでの対応になる、即緊急時に連絡できない不安感の増幅。

サポーター向けのシッティングの知識を身に着けさせるキッズライン大学の提供する研修の金額の高さ都心限定開催時間帯的に副業メンバー参加不可。横繋がりもなかなかできないので、私が参加した研修で私と他の仲間でFacebookグループを作ってコミュニティを広げていこうとしたら社長が何の連絡もなしに参加リクエストを送ってきた。承認せざるを得ない。

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2年前の7月4日に作ってました。びっくり。

レビューが★5が基本であること。記憶が定かでないですが、自分か他の仲間かが★4をもらった時に本社から連絡が来て事情を説明したら★5に編集されたとか。16年2月15日からは、サポートデスクで1件1件承認作業をしていたのを(公開に2~3日かかってた)、即時自動公開に変更

経沢社長とつながりのある方が自分の仕事柄多いので、キッズラインが有名になり、経沢社長も有名になると、「キッズライン使って働いてるって、あの経沢さんのところだよね…」と彼女のお話しもよく耳にするようになりました。ここでは内容を割愛します。

そして、今年6月からの一連の動きについて、初動の動き(メールで何も来ないでアプリの通知だけなこと)から今日までの本社の動き。


これから

7月6日の今日でこの声を集める活動を始めて1か月が経ちます。周りの知人友人に「やまかな、がんばったよ」って言われるんですが、私の中では終わってないです。終わらせちゃいけないと思っています。

この1か月、何度も言って、思っていたこと
これを”いつもの”ママ友同士の中での愚痴や
SNSでつぶやくだけで終わらせちゃいけない
愚痴る「だけ」だと、結局黙認しているのと変わらない

非常に便利なUIで、福利厚生が使えるからこそ、なかなかキッズラインから卒業できないペアレントもサポーターもいるのは事実だけれど

じゃあ、ペアレントは心から安心して利用できるか、サポーターは連日問題を起こしている「キッズライン」を使ってベビーシッターとして働いていることに誇りを持てるか、考えて、

自分自身の自己防衛力を高めてキッズラインを継続して利用するか
自分自身の能力等を高めて別派遣/マッチング会社に移行するか(サポーターは独立という手もあり)

などなど、考えていけるスマートユーザーを増やしていく活動をしていきたいと思っています。

元々私の教育分野で様々な活動やプロジェクトに関わるときの軸が、教育格差・情報格差を止めるために自分自身で課題発見・解決ができる子どもを増やしたい、相手の視野を広げたい、と、いうものなので、方向性は似ているのかなと思います。

具体的に何ができるかはわかりませんが、私自身がキッズラインを退会し、他サービス会社への移行または独立に向けて試行錯誤して知識や経験を積んでいこうと思っています。


たまたま見つけた池田さんという方。
この方を目標にしていきたいなと思います。


といいつつ、同時にいろいろなことができる人ではないので、まずは8月31日まで、誠意をもって今予約をいただいているご家庭のシッティングに取り組みます。そして、追加で、8月は本業の夏期休暇と有休を消化し、今までお会いしたご家庭の最後のシッティングを受け付けようと考えています。これから調整していきます。がんばります。



そして。

声を届ける活動はまだ続いています。

まだ届けていない方、ぜひお願いします。



今日は、ここまでです。


こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。