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dotDが求める人物像

dotDではMVVに続き、カルチャー強化・採用力強化を狙って求める人物像を言語化してみました。

この記事ではdotDのことがちょっと気になるそこのあなたに向けて、求める人物像を解説します。

前提として知っておいてほしいこと

今回解説する求める人物像の前提に、4月に策定したミッション・ビジョン・バリュー(以下MVV)があります。求める人物像そのものを解説する前に、まずはMVVから簡単に解説させてください。

dotDは『事業創造ファーム』を標榜する、間も無く設立4周年を迎えるスタートアップです。数年後に社会に新しい価値を提供する新規事業を生み出すことを目指しながら、大企業との共創事業・自社事業ともに複数の新規事業を仕込んでいます。

そんなdotDが4月に策定・発表したMVVが以下です👇

Mission
あなたの想いを、挑戦に変える
Vision
後悔しない未来を作る
Value
Paddle Mingle be Crazy

出典)dotD MVV

ミッションを追求した先にビジョン(作りたい社会)があり、バリューを追求した先にミッションがあるという関係性で構築されています。

ちなみにミッションの「あなた」というのは、社員のことであり、採用候補者(未来の社員)のことであり、共創案件で関わる想いを持った大企業社員のことでもあります。

dotDのミッション・ビジョン
ミッション(使命)を追求した先にビジョン(作りたい社会)に到達するという関係性
dotDのバリュー
あなたの想いを、挑戦に変える『事業創造ファーム』として共有したい価値観であり行動指針
バリューを追求した先にミッションの実現があるという関係性

社内向けにはこのMVVの浸透とカルチャー強化、社外向けには採用力強化(dotDに対する理解の深化と魅力度向上)を狙って策定したのが、この後解説する『求める人物像』です。

求める人物像は、人事ポリシーの項目の一つとして策定されたのですが、その背景は以下のようなものです(ちょっとポエムっぽいかもしれませんが、ご愛嬌ということで)。

みんなが潜在能力を発揮し、組織力で勝つしかない
dotDにはスティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような天才はいません。圧倒的な個の力に頼った事業創造は望めません。でも僕らは『事業創造ファーム』になりたい。多くの人の『想い』を『挑戦』に変えたい。

じゃあどうしたらいいか?

意欲と能力を持った適切な人物に入社してもらうこと
所属メンバーの意欲と能力を高い状態に保つこと
そのようなメンバーが有機的に結合し、1+1>>2とすること

出典)dotD 人事ポリシー

ということで、どんな人に応募・入社してほしいのか、どんな行動と考え方を持つ社員でいてほしいのかを『求める人物像』という形で言語化してみました。

求める人物像

前提情報を拾ってもらった上で、ここからが本題。求める人物像の解説に入ります。

dotDの求める人物像は2部構成になっています。

3つのペルソナ

1つ目は『3つのペルソナ』。これはミッションの実現に必要な3タイプの人物像を示しています。

Seeders ~種を蒔く人~
1. dotDで挑戦したい事業(想い)がある
2. 挑戦権(≒リソース)獲得のために組織貢献する意志と能力がある
Growers ~芽を育てる人~
1. 自分の好き・得意を活かしてSeedersと共に事業創造したい
2. 高いプロ意識と好奇心を持ち、専門外の業務にも前向きに取り組む
Plowers ~土を作る人~
1. SeedersとGrowersが事業創造に没頭できる環境を作りたい
2. 高いプロ意識と好奇心を持ち、幅広い業務に前向きに取り組む

出典)dotD 人事ポリシー

dotDに興味を持ってくださる方によくある誤解が「自分自身が起案者・責任者として事業を生み出せなきゃいけないんでしょ?」というもの。社員の中にもそのように活動できていないことに後ろめたさを感じてしまっている人もいました。
でもそれは誤解です。事業を生み育てるためには、それを支えるプロフェッショナルたちも等しく重要です。そのことを明確に伝えるために、Growers(新規事業のプロジェクトメンバーとして一緒に事業を成長させる人)とPlowers(コーポレート/バックオフィス系の業務に従事して、SeedersやGrowersが事業創造に専念できる環境を作る人)の重要性を明記しました。

また、新規事業の起案者・事業責任者となるSeedersも、dotDではそればかりやっていればいいわけではありません。dotDでは経営の自由度を高めるために外部資本の調達は今の所行っていません。大企業との共創で得たキャッシュを資金源として経営しています。また誰でも新規事業の起案者になれること、希望者は入社初日から新規事業の探索活動を始められることもdotDを語る上では重要な特徴です。これらを成り立たせるためには、たとえ起案者・事業責任者であっても、共創案件やコーポレート業務への従事といった組織貢献は欠かせません。3つのペルソナにはそのことも明記しています。

3つの共通項

求める人物像を構成する2つ目のパーツは、『3つの共通項』です。これはあらゆるdotD社員に共通して求めたい行動特性を示しています。

Paddleする人
1. 挑戦の一員であることを自覚し、挑戦の前進に自ら貢献できる人
2. dotD内外の環境変化や専門領域の進歩に合わせて、自分をupdateし続けられる人
Mingleする人
1. 些細なアイデア・疑問・懸念の表明が挑戦を前進させる可能性を信じ、積極的に発信でき、他者からの発信に真摯に耳を傾けられる人
2. 人間関係と意見の対立を区別し、たとえCEOや顧客相手でも双方が納得行くまで質問・議論を繰り返し、業務の目的や背景を咀嚼して前向きに取り組める人
be Crazyな人
1. 全力で挑戦に向き合い、当たり前を疑い自分の頭で考え続ける人
2. 自ら挑戦し、失敗から学び、成功するまで挑戦し続けられる人

出典)dotD 人事ポリシー

繰り返しにはなりますが、dotDでは全ての社員にこれらを意識し実践するように求めています。ただし、完璧を求めるものではありません。役員を含め、これら全てを完璧にできる者は今のdotDにはいません。というか、そのような人は世の中にもほとんど存在しないでしょう。それでも、これらの価値観を共有し実践を日々意識することが、真の『事業創造ファーム』になるために、とても重要なことだと考えています。

求める人物像のサマリー
Seeders / Growers / Plowersからなる『3つのペルソナ』と
Paddle / Mingle / be Crazyからなる『3つの共通項』の2つで構成される

そのような人たちに大活躍してもらうために

さて、これらの人材を惹きつけ続け、彼らの意欲・能力を高水準で維持し続けるためには、求めてばかりもいられません。dotDに所属し組織貢献してもらう分、dotDからもきちんと価値をお返ししなければなりません。

そこで、dotDでは『求める人物像』とあわせて、以下のような『人材マネジメント原則』を定めました。

・機会の提供(想いを育む機会・挑戦する機会・自分をupdateする機会)、働きがい・働きやすさ・金銭的セーフティーネットの提供で、挑戦を増やす
・チームワーク・プロ意識の醸成・機動的な人材配置を両立させる
・「求める人物像」が挑戦の場として出入りしやすい場をつくる

出典)dotD 人事ポリシー

各原則にはそれぞれもう少しだけ詳しい記述があるのですが、話が長くなってしまいますし、本題の求める人物像の解説からも離れていくのでここでは割愛しますが、今後はこれらの原則に沿って、いわゆる人事制度やその他人材マネジメント施策の設計・実装を行っていきます。またわかりやすさを追求するために、この原則の表現は今後見直される可能性がありますが、意味するところはしばらく変わる予定はありません。

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dotDでは様々な職種で積極的に採用中です。
この記事を読んで興味を持ってくださった方は是非カジュアル面談からエントリーして頂ければと思います!

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