フラットライナーズ Flatliners (2017)

久々に映画。
filmarks の点数はいまいちっぽいけれども、個人的には楽しめた。

医学生が臨死体験の研究をする。
その方法が脳が酸素無しで活動できる時間内で心停止させ、その時の脳の状態を観測、蘇生させる荒業。臨死体験をする結果、知らない場所やものを体験できる他、蘇生後何かしらの能力に覚醒する。しかし思わぬ副作用が…。
といったお話。

過去行ってしまった失敗・罪の意識に引きずられる事が多い。本作も過去に着目する。多くの人が大小あれど過去の罪に意識を奪われることがある気がしている。
この手の作品は自分の振り返りになるため、つらすぎなければ比較的好き。
だいたい些細でも辛くなる。道徳は重要。

また自分は睡眠薬を服用することが多い。
ただ、睡眠薬を飲んで寝ると嫌に現実の風景に即した夢を見ることが多い。
その雰囲気も臨死体験に近いのかと思えて面白い表現だった。
ドラッグは当然やったことはないが、トレインスポッティングを観てドラッグの世界ってこんなのか！と思うような気持ちの弱い版。

以下気になる点。
* 病院の管理の杜撰さ
* データの破壊方法が雑

自分だったらどんなに名医がいて、設備も整っていてもかかりたくはない。
もっと適切なデータ抹消方法があるきがする。

1990年版のリメイクに当たるようなので、元の作品も見てみたい。