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今日がワタシの開業記念日【開業届出してきた】

こんにちは!
かがりです。

11/5付で、個人事業主として最寄りの税務署へ開業届を提出してきました。


開業届は数分あれば記入は終わってしまう。
このたった1枚の紙切れを提出してあっという間に帰路につく。
もうすぐ正午になる頃だった。秋の爽やかで眩しい太陽を浴びながら歩くと、
この半年間のことが次々と思い出された。


新卒から約3年の会社員経験を経て、2020年5月に退職。


「会社辞めました!フリーランスになります!」


とTwitterで発信した。そうしたらほんっッとうにたくさんの方から続々と応援のリアクションを頂きました。
ありがとうございます。

こうして退職ツイートに次々と増えていくいいね。

嬉しさとと共にわたしを襲う、現実とかけ離れすぎたTwitter上の自分に嫌気が差した。


それもそのはず、収入はほぼゼロ。やりたいことはいくらでもあったが、退職時点で決まった仕事がある訳でもなかったから。


1 とりあえず、宣言することから物事を始める。

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予測不可能なこれからの暮らし。
貯金はしていたけれど、これからの見通しがまるで立たないという状況は、底なしの沼に、終わりの見えるロープを垂らして下ってゆく行為なのだ。

いちどでも手を離せばもうおしまい。
進みたくないけれど、上からは何かが迫ってきて戻ることはできない。

ロープが無いよりはマシだけど、もう足元を支えてくれるものは何もなくなったのだ、と実感がわいた。


それでも、違う世界がどうしても見てみたかった。自分から逃げないためにフリーランスになると周りに宣言をした。


2 まわりからの雑音を消して、自分を軸にすること

雑音1「副業をして会社員の収入を超えてから退職届を出そう」

まず本格的に副業をする器用さが私にはない。
平日真面目に会社員をして、土日に副業をするなんて超人としか思えない。もはやアスリート級。考えただけで気が狂いそうだ。
正直その辺のフリーランスよりかなりスゴいスキルなのではないか???
多分、睡眠を削ったりして作業をしているんだろう。しかしわたしには睡眠を削れるほどの体力もないので早々に断念(笑)

雑音2「退職エントリを書いて何人から声がかかるかによって自分の価値がわかる」

……は???
そんな人脈あるならとっくに辞めてるわ!!(怒)


以上の雑音2つに、会社を辞める前のわたしは悩まされた。どちらも、到底達成できないとわかっていたから。

結果、会社員時代に副業しない、スゴイ知り合いもいない、なんにもナイナイ。

会社員から個人事業主になった方は、表立って言わないだけでこんなケース実は多いんじゃないかなぁ……

そこで行き着いた答え。すぐに収入のめどが立たないのならばコンパクトな生活に切り替えるということだった。

実家があれば一回戻ってもよし、どこか親戚でも友人でも頼ってもよし、恋人に一時期養ってもらうのもよし!

人間、困ったときは助け合い。そう思い周囲にだいぶ援助を受けました。

やっぱりいちばん大きな支出は家賃なので、その点をクリアできれば案外生き延びることができる!

会社のお給料に匹敵するくらい副業で稼げなくても、人脈がなくても、術はいくらでもあるのだ。

そう気が付いてからは、自分自身にバリアをつくり雑音は全く気にならなくなった。

3 で、なんで開業届出したの?

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1年前のわたしは月に数回土曜出勤日があることが悩みの会社員だった。今のわたしの悩みは「持続可能なフリーランスになるためには?」ということだ。

たった一年で、悩みのスケールが別次元。こんな悩みを持つなんて想像もつかなかった。

会社を退職して半年、幾つものお仕事をかけ持つ「複業フリーランス」になった。

徐々にお仕事も増えており、貯金を崩しながら生活する日々にもお別れを告げる見通しが立った。

収入が安定してきたので、けじめとして開業届を出して失業保険の受給を打ち切ろう!と考えたことが開業した理由。


先が見えないことの恐怖に支配された春。              
先が見えないことにうれしさを覚えた秋。


3か月後のわたしはどんな仕事をして、どんな人に出会うことができるのだろう。

1年後のわたしはどんな新しい夢ができているのだろう。


明日の自分へ、幸あれ!

サスティナブルなアイテムを購入しようかな///