言葉遊びを体系化まとめ 随時追記予定

日本語というか言葉遊びが好きでいろいろ調べるのですが、
体系的にまとめている読み物ってなかったりするので自分なりにまとめてみたいと思います。

wikiにある言葉遊びをグループ化してみる

1.元になる言葉を変化させる
(1)倒語・逆読み
(2)アナグラム
2.条件を満たす文章を作成する
(1)回文
(2)たいこめ
(3)パングラム・いろは歌
3.言葉は変化させないが意味が変わる
(1)ぎなた読み
(2)ダブルミーニング
(3)だんだら・もじり句
4.同音、類音など
(1)韻
(2)ダジャレ


各言葉遊びの簡易的な説明とか

1.元になる言葉を変化させる

(1)倒語・逆よみ
〇言葉の順番を単純に逆さにする
例:「てぶくろ」→「ろくぶて」
✹子供のころに気づかずに言って6回叩かれた記憶

〇言葉全体ではなく、一部を逆さにすることもある
例1:江戸時代に流行った倒語
「新しい」
→「あらたしい」と読むのが正しかったが、「あたらしい」と倒語で言う人が増えたため現在ではこちらが定着している
「新しい」と「新たに」の読みが異なっているのはこのためです。
例2:業界用語としての倒語
ざぎんのちゃんねーとしーすー
→銀座の姉ちゃんと寿司
✹もっと定着していれば「新しい」のようになったかもしれないですね。

(2)アナグラム
〇単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって、全く別の意味の言葉を作り出す
例:あまり有名な例がなかったので自作してみました
あなとゆきのじょうほう(アナと雪の女王)
→あのおとなきょうじゆう(あの大人、今日自由)
✹お題を出し合って、一番面白いアナグラムを考え付いた人が優勝っていうゲーム大会やりたい(願望)。

2.条件を満たす文章を作成する

(1)回文
○始めから読んでも終わりから読んでも同じ言葉、文章
英語ではpalindrome(パリンドローム)
例1:「しんぶんし」、「たけやぶやけた」

ネット上に例がたくさんありました。載せきれないので興味がある人はググってください。
例2:「世の中ね、顔かお金かなのよ」(よのなかねかおかおかねかなのよ)

ペンネームを回文にしている人もいるようです。
例3:琴葉こと(ことはこと)
   西尾維新(nisioisin) ※ローマ字読みが回文

(2)たいこめ
○終わりから読むと別の意味となる言葉、文章
英語ではsemordnilap(シモードニラップ)
✹日本のシモードニラップことたいこめは、下ネタ要素が強いので別の呼び方があるといいのにな…。
例1:たいこめの由来となる代表例(?)
  「たいつりぶねにこめをあらう(鯛釣り船に米を洗う)」

例2:自作も考えてみる
[考え付いたら追記]

(3)パングラム・いろは歌
○すべての文字を使って作った文章。アルファベットの場合は多少を複数回使っても許されるらしい。いろは歌は基本的に1文字1回の使用のみ。
例1:The quick brown fox jumps over the lazy dog.
 (機敏な茶色のキツネがのろまな犬を飛び越える
例2:いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす
   (色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず)
✹パングラムやいろは歌を並び替えると別のパングラムやいろは歌になるから、これらはそれぞれアナグラムとも言えるね。


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