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10000日ライブから1ヶ月経ったらしいね(オレ吹編)

前書き

こんばんは。山本でございます。
楽しかった今夜のライブも(cv: 井上陽水)
あらためまして2/10オレ吹、2/12ワンマンともに
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
…あ、もちろん片っぽだけ来てくださった方も、ありがとうございました!

こちらはオレ吹編。一気に書こうと思ったけど、結構オレ吹だけでも話題あったからワンマンの話はまた後日。

山本史上最難関の依頼

ちょっとパンフに書かれていた話とも異なるのですが、これは2023年の初頭、Back and Tipの役満リリースツアーで高知にいたときから話が始まります。
オレオさん「そういや生誕10000日って2/10なんよね」
やまもと「ふーん」
オレオさん「ラプソディーインブルーやろうと思ってるんよね」
やまもと「ええやん」
オレオさん「ピアニストkyでどう?」
やまもと「ええや…ん?」
まあなんやかんや言ってオレ吹というのは丸め込まれの歴史でございまして…
夏あたりにインブルーの楽譜を先んじてもらいまして、練習してみたんですがまームズイ。
最終形態は皆さんがよーく聞いてるあの形ですが、あれに至るまでにもいろいろと苦難がありまして。。

ピアノってこんなむずかったっけ?

ご承知の通り、私はエレクトーンを始めたときから数えると芸歴(?)24年の大ベテランなんですよ。それなりにピアノは弾けるつもりでおりましたし、Back and Tipに入ってからアドリブのセンスも相当鍛えられたつもりです。(自分で言うのもなんだけど)
で、インブルーの楽譜をみてまず思ったのは
「ガーシュウィンの手、でかいな」
つまりそういうことですよ皆さん!!
自分の経験でしかないですけど、多分世の中のピアニスト、あの通りにみんな弾けませんって!!
一応手もでかい方だと自負しているんですが、結局音も間引いて演奏していました。

苦難の?練習ロード

クラシックもソナチネどまり。さあどないする?と思ってはじめの4ページだけ練習してみたら「あれ?案外いけるやん!」ってなったんです。
余裕ってみちゃだめです。
で、結局9月に入った時に
美容師「へーインブルー演奏するんやね。もうあと4ヶ月くらいやん」
やまもと「え?4ヶ月?やばくね?」
ここから、地獄の練習の日々が始まったのであった。。。

それこそ最初はピアノスタジオを借りて悠々自適にやってたんですが、そのうちお金の底が見えはじめまして。結局家の電子ピアノで夜な夜な練習していました。一応ヘッドホンしてね。何とかだいたい弾けるようになって、ようやく11月末の初回練習に臨めたわけです。

社会人吹奏楽団から受けたカルチャーショック

何を隠そう、高校1年の5月以来、吹奏楽というものを毛嫌いしていた私。
それは、高校吹奏楽部に入ったものの、先輩から受ける重圧に耐えられず、飛び出したからである。今考えたらそんなに重くはなかったんだけどね。
それ以来、コンサートには何回か呼ばれていったものの、基本的には山本の音楽からは線を引いていた。

一方でオレ吹(というかアマチュア吹奏楽団全般?)を見てみると、twitterでわいわいしている人が多い。クオリティの高いことはやってるけど、別にピリピリせずに音を楽しんでいる。これが大人の余裕というものなのか?わからんけど、私には十分すぎるくらいのカルチャーショックであった。

初日練習は朝の準備から始まり、マイケルさんパートからスタート。山本の参加楽曲はマイケルさん担当楽曲だけだったため、1時間半くらいやって初日は終了。ただ、確かな手ごたえがあったことは覚えている。

そこから隔週で練習が始まり、山本の不参加回もいくつかあったが、1月の強化練習も含めて山本参加楽曲+コンジャズくらいは出ておいた。いわゆる「概念解除」という文化も初めて知ったが、おかげさまでフォロワーが100人くらい増えている。ともだちひゃくにん、オレ吹にはいたというわけである。

平野が遠かった以外は全く苦慮もなく練習参加できたのは、ひとえに自由人たる私をそのまま飼いならしてくれた運営人とオレオさんの尽力に他ならない。ほんと、ご迷惑おかけしました!

今日がオレ吹だからね!※ほんばんのはなし

本番当日は、容赦なく訪れるものである。
オレ吹の朝は、相当早かった。なぜ朝からリハーサルをするのか…という思いも内心はらませながら、大きなホールでの風景にただただ感動していた。
スタンウェイ。KYBandのコトノハ録音以来である。
↑つまり当該楽曲はスタンウェイ録音だ!!!!!
これを自由に操っていいのか、また事前に決めていたとはいえ、アドリブのお品書きをこなしていいものか。ちょっとだけ迷った。けどオレオさんは「いけ~~~~~~~~~~~~!」っと言ってくれた。

本番当日の山本の動きだが、午前中のリハーサルまでは楽団に帯同。そのあとピザを食し、挟み込みをし、午後のリハのタイミングで赤髪に変身。カラーワックスではあるが、何気に人生初染髪である。
その後打ち上げ会場との打ち合わせをひそかに担当し、オレオさんに差し出すケーキの受け取りを済ませ、いざ本番の時間と相成ったわけである。

調子乗りすぎた幕前演奏

オレオさん曰く、ストリートピアノみたいな感じでみんなが弾けるようにってなってたらしいんだが、結局30分間俺が占拠しちゃったじゃないか!そんで拍手喝采。
「nostalgia at sunset」「寂寥感」「小さな勇者の冒険譚 withトマト」「pretend to be city withオレトマ」は演奏したのは覚えている。
BGMもなってないし、BGM代わりになればと思ってたけど、あれ、結構楽しかったね~!

本番はじまっっちゃったよ

水風呂第四回でも話したが、最初は客席パートで見ようと思っていたが、どうしても緊張が先走ってしまった。結局控室に戻り、タムちゃんタカベちゃんと変な替え歌を作って緊張を抑えた。

BigBandの時間も落ち着きがなかったし、そのあとのコンジャズに至るまで、確かな記憶がなくなっていた。どうやら相当緊張していたようである。そうして、満を持して(?)司会者であるところの(元)べーやんとオレオさんに呼ばれたわけである。

人生で三番目に大きな舞台

どこかで書いた気がするが、私はかつて大阪城ホールと大阪厚生年金会館大ホールの舞台を経験している。エレクトーンアンサンブルの話なので、もちろん一人で出たわけじゃないが。あの「お客が遠くて見えない」感覚は、これから先も得ることはないだろう。

話がそれた。今回の東大阪市文化創造館のホールは、そういう意味では人生で3番目に大きな舞台である。しかし自分にスポットライトが与えられて、(怒られるだろうけど)一応時間の自由もある。この地点で、山本が主役の舞台では人生で一番大きな舞台といえよう。

ピアノ椅子に座り、通常通りぷにこ氏のCLソロから始まったインブルー。ここから約1分半は何もすることがない。ただ最初の入りの音を間違えないように。それだけを祈ってひたすらipadと最初に弾く位置をにらめっこしていた。
そこから先は、意外と考えているようで、あっという間であった。
記録としては21分くらいだったのだろうか。

一応アドリブの内容についても触れておこう。
超絶レイドバックの原曲通りのフレーズを挟んだ後、アドリブを展開。落ち着いたところで、Back and Tipのpretend to be cityをお見舞いし、更にぐちゃぐちゃと題されたフレーズをこれでもかとお見舞いする。
後半部分のソロは、通常のきれいな部分をさらにオルゴール調にアレンジしたものを演奏。「この瞬間、この限られた音しかこの空間に響いてないんだな…」と感動してしまった。
その後弾けないフレーズにぶち当たるため、ごまかしの連打ピアノをお見舞い。様になってたのかは音源を確認しないといけないが、まあわりとよかったんじゃね?と自画自賛しておく。

花束

ホントはオレオさんに渡すのが正解じゃないか?と思ったが、うれしかったぜええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ぐっへっへ~~
手配してくれた新婚のふじさんも、持ってきてくれたけんぴーもありがとね。

終演

アンコールは結局全部僕が担当。エルミラは転職直前の時間の合った山本が譜面をこさえたのが最初だけど、結局あんな壮大なアレンジになって、ほんと皆さん最高ですよ!!

夢のような時間の中で、私が参加できたのは後半の45分くらいだと思うけど、それでも加担出来て楽しかった!

twitterに書かれている感想がどれもうれしいものばかりで、批判がほっとんどなかったのが素晴らしい。

最後に

なんか目くばせだけで入った演奏会。ほんとに素晴らしい方々のおかげで、ソリストという立場だけど、ほんとに感動できた演奏会でした。

その後もダルがらみしてるけど、客席パートやアドリブだらけのピアノならいくらでも参加できるので、ぜひぜひお誘いお待ちしております!

このタイミングでアマチュア吹奏楽団体の皆様の優しさに出会えて、別に敵視してたわけじゃないけど、和解できた気がしています(?)

あと、この文章推敲してないので、悪しからずww


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