ky(キー)

私は色覚異常という一般の人に比べて色が分からない病気を持っています。だからこそ、絵を描…

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私は色覚異常という一般の人に比べて色が分からない病気を持っています。だからこそ、絵を描き、物語を書いて、沢山の人に読んで頂きたい。私が書く物語を読んで頂き貴方の心に少しでも刺さるものがあれば私と貴方の共有の鍵だと思って下さい。扉を開いてくれることを楽しみにしています。

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最近の記事

愛の音

愛とは、脳のバグだ。 そんな記事を見たことがある 実際僕は、人を愛すなんて知ったこっちゃないし興味もない 恋愛なんて 嫉妬、束縛、独占欲、不安 いいことなんて何一つないと思っている 自分が世界の中心で、自分以外皆脇役 何も楽しくない 毎日動かしたくもない心の臓を叩き 死んでるように生きている ネットが普及した今、ネットに生きているほうが なにも考えなくていいし、 気が楽だ 今日もどこかの誰かが炎上して スーツをきてカメラに向かって謝っている バカ

    • 温泉のてっちゃん

      毎日毎日皆が忙しい村がありました 皆の心と身体を癒す温泉がありました 温泉を動かしている大将を皆は、 癒しのてっちゃんと呼びました 今日も温泉は、大繁盛です 男も女も疲れた身体は、 温泉に浸かれば元通り 温泉から出る時、みんなは笑顔でてっちゃんにお礼を言います てっちゃんは皆の笑顔で元気いっぱい もっともっと元気になってもらいたくて バラの花風呂 みかんの皮風呂 塩風呂 泡風呂 色んなお風呂を作りました すると皆は、もっともっと元気になりました

      • 一番星と小さな星

        晴れた日には、僕とパパの二人で 毎日綺麗な夜空が見える展望台に行きます 僕は、一番大きくて一番キラキラ輝いている星を探すんだ 僕が あの星大きい! あの星綺麗! といってもとパパは 【そうだねぇ】 としかいいません 僕は、悲しくなってしばらく展望台には行かなくなりました パパがいつも通り展望台に行くとき 僕はママと一緒にお留守番 ある日、外が曇ってパパは展望台に行けずに家にいました 僕は、少しからかってやろうと思い 星なんて雲がかかったら小さくても

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          人間の隠してる本心

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        • 愛の音
          1本

        記事

          2つの力

          ある街に二人の男がいました 二人はいつも競っていました どちらが早くご飯を食べれるか どちらが力持ちか どちらが賢いか いつも競っていました そんなある日 二人は、家を建てることにしました 一人は、見た目重視で壁に宝石を埋め込み 上に高いほうがかっこいいと思い 空にも届きそうな高い高い家を建てました もう一人は、実用性重視で 見た目は、普通の家でしたが 中に入ると、すごく住みやすく心地のいい家を建てました 街の皆は、やはり高い家に興味を持ちました

          ダラダラ少年

          いつも家でゴロゴロしている少年がいました そんな少年にも、夢がありました 絵本作家になりたい 有名になりたい 音楽で人を元気にしたい けれども少年は、毎日家でゴロゴロしていました 少年の心の中は、焦りでいっぱいなのに、 ゴロゴロしていました。 ある日、いつも通りゴロゴロしていると いつの間にか、寝てしまいました 夢の中で、誰かが少年に語りかけます 貴方は、今柔らかい地面で寝転んでいて、 すごく快適ですね 貴方が、行動すること

          ダラダラ少年

          魔法の筆

          ここは白と黒の世界 人は、色があるなんて知る由もありません 綺麗な空も、綺麗な海も、綺麗な景色も 全て白と黒なのです ある日、そんな世界に7色に光る虹がかかりました 虹の終わりには宝があると昔から言い伝えられています 虹の終わりに突然宝箱が現れました ある日、ルスという子が遊んでいると、何かにつまずいてこけてしまいました 何につまずいたのか見返してみると そこには、不思議な形の宝箱 開けると中には虹色に光る不思議な筆 見つけた子供は