見出し画像

KXの週刊ビジネス日記第3号:マイナ保険証 紛失しても保険診療可能!? / シンガポールで潰れない飲食店のヒケツ / 今週の相場 / KXのお悩みQ&Aコーナー

-週刊ビジネス日記
-2022年10月30日第3号
-マイナ保険証 紛失しても保険診療可能!?
-シンガポールで潰れない飲食店のヒケツ
-今週の相場
-KXのお悩みQ&Aコーナー
アナボリックステロイドについて
 
今週は10月22日夜中に政府・日銀が円買い・ドル売り介入したため一時、急速な円高となった。円相場が一時1ドル=151円90銭台と32年ぶりの安値を更新した。その後、政府・日銀による円買い介入を受けて一時1ドル=144円台まで円高が進んだ。24日の東京市場でも一時1ドル=149円台後半まで下げた後、145円台まで急騰する場面があり、追加介入の観測が浮上している。市場介入があったため、ユーロ、ポンド、豪ドルなどに対しても売買が盛んにおこなわれ、賑やか市場となった。10/28米PCE物価指数、11/2/FOMC、11/4米雇用指数に注目が集まる。ショート、ロングポジション悩ましい。。。
 
-マイナ保険証 紛失しても保険診療可能!?
 先週、マイナ保険証のメリットをお話したが、岸田首相がマイナ保険証を持たない人にあらたな制度をつくると発言した。慌てて河野デジタル大臣が紛失した際の再発行だと説明した。あらたな制度とは資格証明書ではない制度であるため、新制度を用意するのであれば一体化する意味がないと批判が集まった。マイナ保険証は実質的IDカードとなるのに、作らなくても良い抜け道を与えてしまうことは今後の医療サービスに影響を及ぼすことになる。政治家にとっての最大の顧客は高齢者のため、簡単にデジタル化を進めることは出来ない。小銭、紙幣、Suica、電子マネーすべてが使える自動販売機があるのが象徴的だが、新しいことを始めるのも大変だが、それ以上にこれまでのやり方を辞めることが出来ない。
 
-シンガポールで潰れない飲食店のヒケツ
シンガポールで飲食店の閉店に遭遇することは日常茶飯事の光景であり、実際に飲食店の40%は出店してから5年以内に、28%は出店してから1年以内に閉店している。ミシュラン3つ星「ロブション」も例外ではなく2018年に閉店している。その一方で潰れない飲食店がたくさんある。シンガポールではホーカーと呼ばれる屋台が集まった屋台街がある。庶民の胃袋を支えているところだ。一人単価はだいたい5ドルくらい。今のレートで500円くらい。それではなぜ客単価がこれだけ安くて潰れないのにはヒケツがある。いわゆるFL比率が極端に低いからだ。FL比率とは売上高に占める食材費と人件費である。食材は高級食材wを使うことはない。チキンライスに代表されるようにメニューも単品に近いため材料費はほとんどかけていない。人件費は夫婦経営が多いため、奥さんの人件費はタダ同然である。シンガポーリアンを雇用すると3000ドル(約30万円)はかかる。また、ホーカーオーナーは店のオーナーであることが多いため家賃もほとんどかからない。店の面積も15㎡くらいなので家賃がかかったとしてもそれほど高くない。シンガポールでは中華系、マレー系、インド系が多く多民族国家として有名だ。彼らは家で食事をつくることはほとんどしないし、ホーカーで食事をすることが多い。ホーカーが一番需要があるため、潰れないのはそのためだ。
 
今週の市場トレンド
 
金     8,742 円 -
プラチナ 4,965 円
銀 103.73 円
(10/25現在)
 
日本円が日本政府による更なる為替介入にもかかわらず、ドルに対して再び下落したため、金価格は月曜日には円を除く全ての主要通貨で下落しました。リズ・トラス首相が財源なき減税を含む小型補正予算の失敗から辞任し、ボリス。ジョンソン前首相が英国の与党保守党の党首選から撤退し、リシ・スナク元財務相が次期首相に決まったことで、英国の債券価格は上昇し、英国ポンドは堅調に推移しています。英国ポンド建て金価格は、月曜日のアジア時間に反落したものの、ロンドン昼過ぎに金曜日の11週間ぶりの安値の1446ポンドを10ポンド上回る水準で取引されていました。ドル建て金現物価格は、ロンドン時間早朝に1670ドルまで急騰し、金曜日の2年半ぶりの最安値からの上昇を拡大した後、前週終値比0.6%安の1647ドル前後で推移していました。
「米国債利回りのピークと反転のタイミングに関する憶測は別として、現在の米ドル/円の乱高下がアルゴリズム取引を両方向に暴走させている」と、デリバティブプラットフォームのサクソバンクの戦略チームは述べていいました。日本円建て金価格は、日本政府の意向に沿って日本銀行が2日連続で介入した疑いがあるにもかかわらず通貨安が続いたため、10分間で1グラムあたり200円近くも変動した後、0.5%上昇し7,905円となっていた。
日本銀行が主要金利をゼロ以下に抑えている一方で、アメリカのFRBや他の中央銀行は過去40年間で最悪の消費者物価インフレに立ち向かうために積極的に金利を引き上げているため、円はドルに対して今年22%急落している。
 
 
KXのお悩みQ&Aコーナー
 先週号で筋トレ、栄養についてコメントしたところアナボリックステロイドについて質問がありました。ボディビル選手やスポーツ選手がとても人間とは思えないほどに筋肉のついた男女の身体を見ることがあります。通常の筋力トレーニングでこのような人間離れした体型になることに疑問を感じる方も多い。当然ながら筋トレの結果であれば問題ないのですが、筋肉増強剤であるアナボリックステロイドを使うことも多いようです。通常の練習で得た以上に運動能力を向上させる可能性があるため禁止薬物とされています。アナボリックステロイドには、筋肉の成長の促進や筋力と活力の増強など、多くの身体的な作用があります。副作用は男性では、 女性化乳房(乳房の腫大)や、精巣の縮小と精子数の減少。長期間の使用により、赤血球の産生が過剰になり、血中の脂肪(脂質)量が異常になります。いわゆる悪玉である低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールが増加し、善玉である高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールが減少します。 高血圧、 脳卒中、 心臓発作、血栓など、重度の心血管系の合併症がある。
  ちなみにKXはナチュラルとして筋トレに励んでいる。時間がある時に筋トレについてはシェアしたい。
 
質問受付:kxweeklybusiness@gmail.com
このアドレスはQ&Aコーナーに転載される質問を募集するためのものです。購読者のみから受け付けております。匿名希望の場合は、そうご記載ください(記載がなくても基本的に身元は分からないように転載しております)。投稿内容はブログなどの他のメディアに転載されることがあります。メルマガの配信に関するトラブル・シューティングは、このアドレスではなく各ベンダーにお問い合わせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?