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劇場版アニメーションは劇場で観るべきだよな。『すずめの戸締まり』観てきた

 観てきました(o・ω・o)
 
 このnoteは、『レビュー』でも『考察』でもなく、

「劇場版アニメーションはやっぱり劇場のスクリーンと音響で観るべきだよなぁ」

 ということを伝えたいnoteです。
 なのでネタバレはありません。

「観ようかな? ネット配信を待とうかな?」

 と思ってる人に読んでほしい感じ。


■公開初日の午前中

 というだけあって、シアターには『観る』ことが目的の人がほとんど。
 
 要は民度が高かったってこと。

 ポップコーン食べてる人はいましたけどね、でもホント少人数、かつ、かなり静かに食べてらした。
 シーンによってはわずかに話し声も聞こえたものの許容範囲のノイズ。
 
 新海誠作品ですから。
 客の期待値は高い訳です。ヒット作は間違いない訳で。
 高い期待に応えてくれる作品なのか、客は食い気味で観る人ばかりでした。もちろんカエルも同様。
 約2時間半、ほぼ微動だにせず観てました(両隣の人も同様だった、なお片方は海外の人だった)。


■予告編を見れば分かる

 と思うんですけど、ハチャメチャする割に静かな、一種の荘厳さがある映画です。本映画。

『君の名は。』みたいな、若者盛りのボーイミーツガールのドタバタ劇とは違う。
 ドタバタ自体は無くはないんですけどね。もうちょっと対象年齢は上。といった様相。

 そもそもテーマソングが厳かなので。

『君の名は。』『天気の子』と比較すると、グッと大人っぽい。『言の葉の庭』の客層がだいぶ近い気がする。
 それは登場人物たちにも言えることで、あまり同年代との絡みは多くない。

 というか高校2年の主人公が出会う人は軒並み働いてるか、将来の志がある人ばかり。
 何が言いたいかって言うと、幼稚な人はほとんどおらず、みんな何かしら「抱えているものがある」ということ。
 
 なので、noteを読んでいるあなたのように、社会人だったり、勉強をしている学生や、キャリアアップ願望がある人が観た方が、刺さりやすいかもしれない。
 
 主人公のすずめの成長とか葛藤とか、使命感を持っていく姿が腑に落ちやすいと思う。


■新海誠作品と言えば

 作品の楽曲にこだわりが強い印象があります。
 今作でもそれは同様に感じていて、劇中の音楽は『RADWIMPS』と『陣内一真』によって構成されています。

□RADWIMPS

□陣内一真

 RADWIMPSについてはあまりにも新海誠との関係が深くて有名なので、説明は省略するんですけど、陣内一真はゲームミュージックをメインで作ってるクリエイター。
『メタルギアソリッド』などで音楽を担当している超実力者。
 ちなみに陣内の読みは『じんない』ではなく『じんのうち』です。

 本作で使用されている楽曲のうち、陣内一真担当の曲だと、カエルはこれとか好きです。

□丘上の要石

□予兆

□祈り

『予兆』と『祈り』は対になってるんだね。

 なお、メインテーマの『すずめ(feat.十明)』はRADWIMPSが担当。カッコいい。

 
 良い作品には良い音楽が付く。
 良い音楽があるからより良い作品になる。

 
 これは間違いない。
 こうしてnoteを書いてる今も『すずめの戸締まり』のサントラ聴いてます。


■デカいスクリーン、ハイスペックな音響

 で観てくれ(o・ω・o)
 
 劇場版アニメーションは『劇場』で観る価値がある。
 アニメーション映画の中にはそうでもない作品も確かにありますけどね。(TV版の続きとか)

『すずめの戸締まり』に関しては、間違いなく前者。
 映像が綺麗とか音楽が凄いとか、理由は幾つもありますが、カエル的には

(蛙・ω・)<すずめが覚悟を決めた後がカッコ良すぎるから、デカいスクリーンとハイスペックな音響ですずめの勇姿を観てほしい。

 
 劇場に、『すずめの戸締まり』を観に行こう。

 

「行ってらっしゃい。」









□P.S.

※ここからネタバレ要注意


(蛙・ω・)<余談だけれど、カエルは「すずめが草太のアパート下のコンビニを訪れて嫉妬するシーン」が、すずめの草太へのLOVEの感情の芽生えを初めて映像的に表現したシーンだと思ってる。
 
「すずめの草太への感情はラブではないよ!」勢もいるとは思いますが、
 ラストに「おかえりなさい」って言ってるから、自分の元へ帰って来てほしいって、「離れたままで居てほしくない」って感情がそこにはあると思う。
 


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