Let's go back to that nostalgic Western, or to what an online game should be.
つい先日からプレイし始め、もりもりやる気だったFF14が..ダメでした。
たまたま夕方に時間が空いてログインしてみたら。
もうね、おびただしいくらいのプレイヤーが有象無象と。
前回までは休日の午前中、アイドルタイムだったんでしょう。
対してピークタイムに近い状態だったのかもしれません。
よくある光景なんですけどね、MMOの。
アイテム生成か何かのアクションを繰り返す、何をするでもなく漫然としているプレイヤーたちが街の目ぬき通りにごろごろといる有り様。
ただ、あのクオリティでやられると生々しくて。
なんというか人酔いに近い感覚が。
気がつけばアプリケーションを削除してました。
もう2度と手は出さないだろうな。
というわけで「Red Dead Online」へ戻ったわけです。
妻には「浮気かっ!」と罵られましたが。
さておき、違うゲームを触ったおかげで出来の良さを再確認。
Red Dead Onlineのバランスは絶妙だな、と。
ある部分ではゲーム然と割り切っておいて、絶対に譲らないところもある。
きちんと世界観を担保しつつ、ちゃんとオンラインでも遊ばせてくれる。
このあたりはRockStarゲームスの面目躍如という感じです。
さすがにGTA5については、PS3版から9年越しで新次世代機向けリリースが望まれているか、なんて声も挙がるわけですが。
まだPS5で新作タイトルという気にもならないだろうな。
市場も見え切ってないですしね。
ともあれRockStarゲームスのシリーズは、本当に良く出来てます。
PK上等な点には意見も分かれるところだと思いますが、クライムアクションだからこその平衡感覚が良いほう転がっている印象もあります。
GTA Onlineは現代、Red Dead Onlineは西部開拓時代の終わりが舞台です。
FF14でも討伐戦などはマッチングでパーティが編成されるように、RDOにもマッチングされた4名のプレイヤーで共闘するミッションがあります。
何よりMOなのでプレイヤーで溢れかえっていたりしない。
西部開拓時代然とした暮らしがある。
もちろんNPCです。が、おかげで「その世界」が保たれている。
どこもかしこもガンスリンガーなんて非常識は、ない。
ほかのプレイヤーとも、多からず出会う機会はある。
こちらも向こうも、いつでも撃てる。
何ごともなくすれ違ったと安堵したところに「〇〇が△△へ手を振った」とメッセージがアクションを知らせる。
「なんだ、向こうもビビってたんじゃん」と、こちらも手を振り返す。
そんなことが日常だったりする。
なんとも開拓時代らしい。
私がオンラインゲームに期待しているのは、そんな没入感なのかも。
Red Dead Onlineは塩梅が絶妙なんです。
もちろん、これは好みの話。
むかしながらのMMOらしい光景を否定するつもりもありません。
ただ、だから西部の荒野に戻ったというだけのことです。