De nouvelle chinois dans l'industrie du jeu sur smartphone.
ヌーベルシノワといえば、半世紀前に香港で生まれたフレンチ気取りで中国料理を供するスタイルなわけですが。
じつは女性形と男性形がちぐはぐで正しいフランス語じゃないとか。
そもそも肝心の料理が抜けて、語感だけなあたりも中国らしい。
なんて日本も、この手のアヤシイ造語なら幾らでもあります。
コピー大国の最適解と思える、とは悪しざまな気もしますが他意なく純粋に精度の高さで誇っていいレベルにあるのがスマホのゲーム。
次いで韓国も挙がるでしょうが、ベンダの数なら圧倒的に中国でしょう。
大多数がテンプレ横展の使いまわしでも玉石混合。
なかでヲタク向けに特化したビジュアルで売りぬいては二匹目のドジョウを放り込んむ商売上手には驚かされます。
それだけスマホのゲームへお金をつぎ込む輩がいるわけです。
さておき玉もあるのは本当で「こりゃよく出来てるな」と唸らせるものも。
とある実験の失敗から世界へ拡散、まん延した未知のウイルスが生物の体細胞を破壊するだけでなく、機械の論理回路も侵蝕するトンデモな設定。
まあ、このあたりはご愛敬ということで。
機械に襲われるようになった地球を見限った富裕層は、宇宙へと移住。
抗ウイルス構造を有する改造人間で組織された部隊が編成され、地球奪還がはじまる..というストーリーなので「反撃から始まる物語」というわけ。
どこか見聞きした覚えのある展開も、移動の合間には丁度いい軽さ。
ちょっと同人っぽい雰囲気が好きなら気に入るかも。
ゲームとしてはアクションRPGで、小慣れていれば難しくはない程よさ。
苦手でもコツコツと進めていればレベルが上がって力押しできちゃうので、わりと取っつきやすいんじゃないでしょうか。
敵の攻撃にあわせて回避を成功させれば、いわゆるバレットタイム的に行動できたり、通常攻撃とは別に用意された技を組み合わせて使うことで特殊な攻撃やら回復ができたりと、やり込めばゲーム然とするバランスもいい。
せいぜい1分弱でクリアできる1ステージのサイズ感も悪くない。
スマホのゲームとしては、お手本みたいな。
これ、もうちょっと人気あってもいいじゃないかな。
アプリを削除してもインストールしたスマートフォンにデータが残り続ける謎仕様で敬遠されてるんでしょうか。
まあ、そのあたりは中華アプリならではというか。
いっそ純国産のスマホでもキャリアを通していれば何かしら常駐していると思えば似たようなものという気も。。
つい最近まで「ニーア・オートマタ」とコラボレーションイベントをやっていたからか新規のプレイヤーも少し増えたのかな。
つぎの新規イベントが始まったところで、ちょうどイベントキャラを引けるタイミングを狙って”かなり高確率でレアキャラが排出される”チャンスでもあるので、わりと始めどきかも。
ともあれ「パニシング：グレイレイヴン」、おすすめです。