見出し画像

輝きたい

思い返せば、
何にも輝けない23年間だった。



小学校では
なんか周りの人からなめられて。
私の小学校ではほぼみんな経験してたことだけど、まぁいじめられてた時期もあって。



中学校では
クラスではもちろん陰キャだった。
勉強は中の上くらいで、
飛び抜けて頭がよかったわけでもなかった。
吹奏楽部では部長なんかなれるわけもなく
パートリーダーになれることもなく、
ドラムもできず、楽器は下手だった。
後輩にはなめられた。

高校でも
落ちこぼれた。
優等生にはなれなかった。
だからといってギャルにもなれなかった。
ただの陰キャだった。


大学受験では大失敗した。



大学でもさえなかった。

学生団体では仕事ができない人だったし、

サークルでも平だった。




趣味で何か結果を出したこともない。

両思いの恋愛もできなかった。

みんなに慕われたことなんかなかった。

誰かに必要とされたこともなかった。

努力を実らせ、結果を出したこともなかった。



優等生にもギャルにもなれなくて、

ずっと冴えなくて

どこにいっても底辺ポジションだった。


どこにいっても輝けなかった。

そんな自分がずっと嫌いだった。




コミュ力が高くて
いつもみんなの中心にいて
人気者で
どこにいっても割と成功できる
人生を楽しんでいる人たちに


憧れと妬みを持っていた。


「変わりたい」



「私も輝きたい」



「私もあの子みたいに輝いてやる」



いつの間にか




これが人生の原動力になっていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?