見出し画像

私的アイドル論22~テレビと人気について

 先日、2022年5月5日に放送されたフジテレビの『ミュージックジェネレーション』にて、ハロプロが厚遇されていたと、TWITTTERが沸いていました。

画像1


 「テレビでBUONO!が出てた」や「泡沫サタデーナイト」のロッキン’19の映像が流れた、など大きくハロヲタ内で話題になっていました。
 

画像2

さらに2022年のJAPAN JAMにモーニング娘。とアンジュルムが出演した際もTWITTERでトレンドに入っていました。
 やはり、ヲタ以外にハロプロが広まるのが広がるのことは嬉しいんですよね。普段はハロヲタはあまりテレビに出たり、メディアに取り上げられたりすることに固執していないように見せています。今や、すでに諦めている感じを出して、ライブがすごいから、とか、人気になったら寂しい、というような意見も聞きます。

 しかし一般的人気はどれくらいかわかりませんが、いまだにまだやってるんだ、とモーニング娘。のメンバーが聞くくらいだから、それほどでもないというのはわかります。現在アイドル界のトップは坂道グループ、さらにAKBグループも入れて秋元グループがトップなのは共通認識でしょう。第二の立場にもしくはライバルの位置にハロプロがいるのか、どうかと考えると、そんなこともないでしょう。

 メジャーアイドルでいうと、現在ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学のスタダ系、でんぱ組inc.やラスアイ、=LOVE、BiSHなどいますが、これらのグループの中でハロプロのメディア露出は低いほうから数えたほうが早いです。ハロヲタがこだわっている紅白歌合戦にも2007年を最後に出ていません。2021年にはBiSHが出演していました。

 ハロプロはメディア露出を含めて、ヲタ外アピールが少ない気がします。テレビはオファーがなければ出れませんが、アップフロント一社提供のハロドリがどれだけのファンを新たに獲得しているのか?基本的にヲタが観る番組でしょうから、正直YOU TUBEでいいと思います。

画像3

 テレビではせっかくデビューするんなら、OCHA NORMAの冠番組を作ってあげてほしいです。現在の坂道グループの人気の一助となっているのは間違いなく冠番組です。さらに言えば番組中のMC芸人さんとの関係です。MC芸人の関係がほか番組にも波及していきます。さらに現役芸人さんとの絡みはバラエティースキルの向上にもつながります。

 バラエティースキルと言えるものかわかりませんが、先日のスカパーでのハロプロweek!でライブのコメンタリーをしているとき、しっかりトークが回っているグループとトークが滞るグループがありました。

 正直言って上々軍団では現在のバラエティースキルが向上するとは思えません。上々軍団なんかはすでにいい意味でハロメンを雑に扱えないでしょう。さらに言えば、上々軍団自身が、メジャーシーンにいないので世間のメインストリームにつながっていかないと思います。このままの関係で現役のバラエティースキルが向上するには上々軍団が売れてくれれば、問題解決ですが。

 あまり、アップフロントには世間的に売れようという意志が感じられません。ライブ回り中心のスケジュール組です。年2回のライブツアーを行って、さらにハロコンをして半年分のスケジュールが埋まっています。

 現在のハロプロの人気がライブにあることは間違いないので、今の体制を維持しないのとクオリティを確保できないのならば、なおさら、現在あるコンテンツの外へのアピール効率を上げないと外への訴求できないのではないでしょうか。番組をヲタ向けの作りと外向けの作りの二つがあってほしいですね。

 ヲタはファンの輪が広がってほしいのは事実なので、非ヲタが興味を持ってくれる番組を作ってほしいですね。確かにライブパフォーマンスは魅力だけれど、それでは興味を持たなかった勢がこれからどうしたら興味を持ってくれるかが重要でしょう。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?