私的アイドル論24~つばきファクトリーを紹介する‐歴史編

 間もなくつばきファクトリーの2回目の武道館が行われます。この機会につばきファクトリーを学ぼうと思います。歴史編とメンバー編に分けて簡単に書いていきます。

 私は結成されたのは知っていましたが、最初はあまり注目していませんでした。なので初期は特にあまり知りません。

 2021年の武道館は初武道館でお祝いのムードがありましたが、今回は2回目でなおかつ卒業などのビッグイベントもなく、公演を迎えます。この2回メこそつばきファクトリーの力、ライブヴューイング含めた集客力、ライブでのパフォーマンスが問われます。つまり、この2回目は勝負の2回目の武道館です。

 この2回目の武道館を前につばきファクトリーを紹介したいと思います。スカパーでも観られますのでぜひスカパーで観る前の予習として読んでください。

wikipediaを参考にしています。

つばきファクトリーの歴史

結成~インディーズ

つばきファクトリーはもともと研修生で結成されました。2015年4月29日が結成日です。先日の2022年4月29日に結成7周年になります。


 最初はメンバーは6人です。浅倉樹々、小方リサ、岸本ゆめの、山岸理子、新沼希空、谷本安美の6人です。

 グループ名は「万葉の時代から人々に愛されてきた日本原産の花、『ツバキ(椿)』のように端正で凛とした美しさをたたえつつ、エバーグリーンな瑞々しさと強さを備えたグループに育ってほしい」という思いから付けられ、こぶしファクトリー同様、グループ名の選考には当時「ハロー!プロジェクト・アドバイザー」だった清水佐紀も関わっている。(wikipedia)

 ファクトリーはBerryz工房を受け継ぐ意味があります。これにより以前に結成されデビューしていたこぶしファクトリーと対になるグループというイメージになっています。

 2015年9月6日、1stインディーズシングル「青春まんまんなか!」を『ハロプロ研修生 発表会2015〜9月の生タマゴShow!〜』にて会場先行販売しています。

 2015年12月31日、2ndインディーズシングル「気高く咲き誇れ!」を『Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2015 〜GOOD BYE & HELLO!〜』にて会場先行販売しました。

 2016年5月18日、インディーズミニアルバム『つばきファクトリー SOUND+VISION Vol.1』をリリースしました。

 2016年8月6日、3rdインディーズシングル「独り占め/私がオバさんになっても」を『Hello! Project 2016 SUMMER』にて会場先行販売しました。

 2016年8月13日ファンクラブイベントにて研修生から小野田紗栞、小野瑞歩、秋山眞緒の加入が発表されました。私がこの加入時に、あまり荒れていなかった印象です。すんなり受け入れました。メジャデビュー前にさらなる補強という意味合いと理解していたヲタが多かったと思います。
 なので、つばきファクトリーは厳密に言えば2021年の新メンバー加入前に新メンバー加入を体験していました。しかし、年齢が近いことや研修生の時に一緒に活動していたことや、つばき自体が研修生と活動することが多かったことなど、で受け入れがすんなりいったのではないしょうか。もともと浅倉樹々と小野田紗栞が仲が良かったりもしています。
 また、このメンバー加入があって、オリジナルメンバーと2期という関係になりそうですが、メジャーデビュー前なので、ここら辺の関係はリセットになっています。


メジャーデビュー~小方リサ脱退〔断絶〕

 2017年2月22日に1stシングル『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』でメジャーデビューしました。
 2017年7月26日、2ndシングル『就活センセーション/笑って/ハナモヨウ』を発売しました。
 2017年の第50回有線大賞新人賞、第59回レコード大賞新人賞を受賞しています。
 2018年2月21日、3rdシングル「低温火傷/春恋歌/I Need You 〜夜空の観覧車〜」を発売しました。
 2018年2月22日、ディファ有明にて初のワンマンライブ『つばきファクトリー ワンマンLIVE 〜First Blossom〜』を開催しました。
 2018年4月15日 ~5月27日、『つばきファクトリーライブツアー2018春「初恋」』を全9か所18公演で開催しました。
 2018年5月3日~ 5月5日、盟友こぶしファクトリーとの合同コンサートツアー『こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムライブ2018春 “KOBO”』を開催しています。
 2018年7月18日、4thシングル「デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい/純情cm/今夜だけ浮かれたかった」を発売。
 2018年9月16日~12月1日、『つばきファクトリー ライブツアー 2018秋 -微熱-』を全14か所28公演で開催。
 2018年11月14日、1stアルバム『first bloom』を発売。
 2019年2月22日、新木場STUDIO COASTにてワンマンライブ『つばきファクトリー ライブツアー2019春・爛漫 メジャーデビュー2周年スペシャル』を開催。
 2019年2月27日、5thシングル「三回目のデート神話/ふわり、恋時計」を発売。
 2019年3月10日~5月26日、つばきファクトリー ライブツアー2019春・爛漫(15都市32公演)開催。
 2019年6月6日~23日、サンシャイン劇場・メルパルクホールにて、主演舞台「演劇女子部『遙かなる時空の中で6 外伝 〜黄昏ノ仮面〜』」を上演。
 2019年9月7日~12月8日、『つばきファクトリー ライブツアー2019秋:月光』を全20都市40公演で開催しました。
 2020年1月15日、6thシングル「意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい」を発売しました。
 2020年2月22日、『つばきファクトリー ライブツアー2020春 椿』を全1都市2公演で開催しました。
 2020年5月、グループ初のホールツアー『つばきファクトリー コンサートツアー2020春 CAMELLIA』を全3都市6公演で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった。
 9月30日、7thシングル「断捨ISM/イマナンジ?」を発売しました。

小方リサ裏アカ問題

 2020年10月8日、小片リサについて「ハロー!プロジェクトのルールに反する事案が発覚、本人も事実を概ね認めた」とし、当分の間活動休止となることがハロー!プロジェクトの公式サイトで発表されました。

小方リサ

つばきファクトリー 小片リサの今後に関するお知らせ

「小方リサ 裏垢」で検索すればいろいろ出てきます。
 愚痴や、プライベートなつぶやきがばれたという事件です。
日常的な飲み会ばや、キスしたことや、プライベートで遊んだこと、メンバーへの悪口、ジャニーズの岸優太への気持ちなどをツイートしたことが一般にばれたことが問題になりました。
 意外とヲタの声は、好意的です。愚痴は仕事にまじめに取り組んでいるからこそ出たツイートだ、ととらえられています。岸優太への気持ちも憧れ・なりたいという気持ちが強くて、共感されていることが多いです。
 ここで小方リサが抜けたことで、つばきファクトリーは方向性を大きく変更しています。それまで、つばきファクトリー特に小方リサは女性の繊細な感情、報われない感情を表現していました。
 これ以降の楽曲は路線を変更しています。

新時代

 2021年1月20日、YouTube番組『ハロ!ステ』で、Juice=Juiceと合同での新メンバーオーディション『ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディション』を開催することが発表さました。
 2021年5月26日、2ndアルバム『2nd STEP』を発売しました。
 2021年5月26日YouTubeの動画内で、10月18日に単独では初日本武道館公演の開催が決定したことが発表されました。


 2021年7月7日河西結心、八木栞、福田真琳が一般から豫風瑠乃が研修生から加入が発表されました。
 新メンバーの加入で気が引き締まった感じがありました。後輩ができてしっかりしなくてはいけない、という感情が生まれて、グループがはっきりと前進したと言えると思います。図らずとも、小方リサの思いが実現したと言えます。
 2021年10月18日、日本武道館にてワンマンライブ「つばきファクトリー コンサート2021 『CAMELLIA〜日本武道館スッペシャル〜』」を開催しました。


『涙のヒロイン降板劇』


 2021年11月17日、8thシングル「涙のヒロイン降板劇/ガラクタDIAMOND/約束・連絡・記念日」を発売しました。大きく方向性が変わりました。これまで、かわいい系切ない系の楽曲が多かったですが、このシングルから、カッコいい系、スタイリッシュ系になりました。
 2021年2月20日、ハーモニーホール座間・大ホールにて『つばきファクトリー メジャーデビュー5周年記念ライブ 〜君ならで誰にか見せむ椿の花色をも香をも知る人ぞ知る〜』を開催しました。
 2021年3月20日~6月4日、初のホールツアー『つばきファクトリー CONCERT TOUR 〜PARADE〜』を全11都市15公演で開催予定です。
 2021年5月16日、日本武道館にてワンマンライブ『つばきファクトリー CONCERT TOUR〜PARADE 日本武道館スッペシャル〜』を開催予定です。

まとめ

以上がつばきファクトリーの歴史です。大きな断絶を受け入れて、新メンバーを迎え入れてグループが進化したといってもいいです。その前までは、ほかのハロプログループと楽曲、グループの色で差別化できていました。ほかのグループにはないかわいらしさ、切なさがありました。ほかグループとヲタ・ファン層が被りません。
 逆に言えば、この路線でいればある程度安泰、グループの進化を考えなくてよかったです。このことが小方リサをいらだたせたと思います。パフォーマンスの向上のスピードが遅く、許されていた面があります。
 楽曲の方向性がかわって、カッコいい、スタイリッシュ系になると、パフォーマンスが拙いと、楽曲に合うようにパフォーマンスも向上を常に志向していかなければ、成立しなくなります。
 次の武道館でこのような進化を観られると思います。

次回はメンバー紹介をしたいと思います。

私的アイドル論25~つばきファクトリー-メンバー紹介編

つばきファクトリーに興味が出てみてみたいと思った方はこちらから⇓

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