世界のどこかのあなたへ

小さなまちの小さな店で
カウンターから見る空は曇っている
静かな店内
来るかも分からない誰かを待ちながら
今この詩を書いている

あなたと出会ってもうどれくらい
少しは成長できてるだろうか
相変わらずもがいてて
相変わらず打たれ弱くて
でもきっと進んでいると信じてる

かけがえのない出会いを沢山重ねて
今日という日を噛み締めている
そのどれかひとつでも
欠けてちゃだめだったんだ
あなたがいて、今の私なんだ。

小さなまちの小さな店で
カウンター越しに見る空はもう暗い
穏やかな店内
今日も誰かと会えた喜びを感じながら
今この詩を書いている

世界のどこかの誰かと会って
もっともっと成長したい
相変わらず貪欲で
相も変わらず輝きたいんだ
きっと自分の可能性を信じたいんだ

かけがえのない出会いを沢山重ねて
今日という日を噛み締めている
明日もまた重ねるだろう
あなたとも出会えるはずさ
その希望が、今の私なんだ。

伝えたいと思った時には
きっともう居ないんだよね
でもこの胸にはずっと居るんだよ
今の私はあなたに誇れる私ですか？
いつもあなたは答えをくれない
でもきっと、それが答えなんだよね

かけがえのない出会いを沢山重ねて
今日という日を噛み締めている
そのどれかひとつでも
欠けてちゃだめなんだ
あなたがいるから、私は私なんだ。

あなたに伝えたい、心から。