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2020秋 キャノンボール

かなり古い情報ですが、これまでインスタにちょろちょろ書いていたレース振り返りをnoteに貯めていこうと思います。

六甲縦走キャノンボール大会というレースに行ってきたので、簡単に振り返りです。

出場したのはpower(約88km、+D 5200m)の部。コースは関西でポピュラーな六甲縦走路(宝塚〜須磨海浜公園の片道約42キロ)を往復すると言う、一般の登山者から見ればなんともクレイジーな種目。

まずは結果から。距離:62km(DNF)時間:17時間58分 累積標高:+D 4200m。往路の宝塚〜須磨まで走破、折り返しの途中20キロ地点(大竜寺付近)でリタイア。 

今回、初の六甲縦走であり、初のオーバーナイトであり、初の自主エイドという初めて尽くしの大会でした。ただこの夏、長時間の行動や登りを中心に練習してきた事が、どれだけ発揮できるか実力試しでもありました。

まずはよかった点。強化してきた登りは六甲縦走路の急登の道でも活きた。体の重心移動と足のつき方、股関節をやわらかくしながら。ハムストとおしりだけで登っていく感覚。はじめの2時間の急登でも心拍は上がらなかった。

一方反省点…というか反省だらけ…。
まず今回のレース、コースマーカーがないので友達について行く事での気楽さ反面、距離感、標高感がつかめず、力の入れどころなど色々な想定が事前に出来ていなかった。

また初のオーバーナイトによる眠気との戦いを甘く見ていた。移動日の疲れに加え、走る疲れも襲ってきて眠気も半端ない。夜出発(今回は夜8時)でも、移動は前日にすべきだった。

加えて公式エイドがない分、自分でレースのリズムを作り、定期的に補給する必要があったがそれができていなかった。結果、脚は残っているのに、だんだん体が動かなくなる辛さ・・・。

特に、疲労具合に合わせて補給の種類を変える必要があったこと。長時間になると呑み込みづらくなるので、おかゆやジェル、ゼリー等の用意が必要だった。

今回、一番わかった事は「走る力」と同じくらい「走るための力」が大切だということ。移動、睡眠、食事、リズム、防寒などレースの周りにある事象の準備も怠らないという事。ある意味、キャノンボールは自主レースが故、今の自分に何が足りないかを炙り出してくれました。

今回は本当にいい経験ができ、是非来年のUTMF に活かしていきたいと思いました。一緒に走ってくれた皆さん、自主エイドで夜通しサポートしてくれた皆さん、この御時世の中、しっかりレースを開催、無事完遂された大会スタッフの皆さん本当に感謝します。ありがとうございました。

何より、この素晴らしいレースに誘ってくれて、色々面倒見てくれて、最後まで見守ってくれた @lingxia824 ありがとう😊めちゃ楽しかった。来年の3月リベンジやー!

#六甲山縦走 #キャノンボールラン  #トレラン #トレイルランニング

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