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オタク歴を振り返る②~Aヲタ末期~

前回の続き

大学生になるタイミングで上京した僕はバイトも始めどんどんライブに行くようになっていた

ファンクラブに入り
ツアーが始まればチケットの申し込みをして地方に飛んだりしていた

その頃AAAは着々と知名度を高めていきファンも増えていた
気づけばライブはホールではなくアリーナがメインの人気アーティストになっていた

この頃からぼくは別のグループに興味を持ち始めていたがそれは次の機会に

AAAはとにかく勢いがすごかった
2015年に7ヶ月連続で発売されるシングルを全部買った人が入れたライブは代々木競技場第一体育館で行われたがパンパンだった
アリーナに座席指定はなくライブハウスのような使い方だったにも関わらずだ

この頃からぼくの中でAAAに対する気持ちが薄れはじめて来ていた

売れてしまったな…

たぶんこの感情が1番でかかった
ライブに行けば毎回パフォーマンスに感動していたし負の感情は全く無かった

けれどアリーナいっぱいを埋め尽くす観客の8割は女性だったし少し肩身の狭さは感じていたしメンバーに対する悲鳴だとかそういうのがしんどくなってきていた
それはAAAの現場に行き始めたころには感じてなかったことだった

もちろん彼らが売れたことは嬉しかったしぼくもまわりには布教したりしていたからなおさらだった
いま客観的にみればただの重い気持ち悪いオタクだけど
こうして僕は誰もが知る女性アイドルの現場へシフトチェンジしていった

追記
AAAは2020年いっぱいで解散します
僕がライブへ行かなくなってからもAAAの勢いは止まらず今ではドームツアーをするような日本を代表するアーティストです
ファンミーティングをアリーナでやってると聞いたときは驚きました
それぞれがソロ活動も行い成功を納めています
西島隆弘さんに至ってはソロでドームライブやってますもんね👏
ただ伊藤千晃さんはでき婚で脱退し、リーダーだった浦田直也さんはしょうもない事件を起こし脱退しました
僕の知っている7人のAAAはもう居ません
現場に行ってない立場ですがそれはさみしいです

先日テレビでAAAのライブが放映されているのを見ました
そこには5人しか居ませんでしたが変わらない素晴らしい楽曲と素晴らしいパフォーマンスをするメンバーが居ました
5人になってもAAAを守っている姿に感動しましたしとても嬉しかったです
昔好きだった物が今も存在していることには感謝しないといけないと思います
ほんとにありがとうございます

AAAが歩んできた15年は日本の音楽史に確実に残ると思います
少なくともぼくは人生の一部として忘れることは無いでしょう
活動休止するその日まで応援しています



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