アークナイツのエロフラ(エロフラではない)とFlashの話

Flash。

「Flash」とはAdobeが提供しているFlash Player、またはその技術を利用したコンテンツの事を指す。

ご存知の通り、Flash Playerは2020年末にサービスを終了し(どうやらシステム上ウイルスなどコンピューターセキュリティ上の問題が大きかったらしい)、そうしたFlashコンテンツは事実上の終焉を迎えてしまった。

Flashの功績は非常に大きく、Flashの技術を利用した作品はインターネットのあらゆる場所に存在する。特に「おもしろフラッシュ動画」、「フラッシュゲーム」などのジャンルはかつて強い盛り上がりを見せ、インターネットの歴史を彩った。そうした中、ひと際異彩を放っていたジャンルがある。
エロフラだ。

「エロフラ」とは、「エロフラッシュ」の略であり、Flashの技術を利用して有志のクリエイターによって作られた、えっちなブラウザゲーのこと(諸説アリ)である。

今回はあるエロフラについて語っていく。

※説明が遅くなったが、今回の記事は少しアレな要素を含むので、18歳未満の読者の方はここでブラウザバックすることを推奨する。また大きくなったら来てね…

アークナイツのエロフラがあるらしい

これです(リンク先R-18注意)。

アブサントとエロニティ | あたまがへいわなせかい

2021年の3月に公開された、アークナイツの二次創作ブラウザゲーだ。

公開年が2021年ということで察しがついている方もいるかもしれないが、このゲームはFlashでなくUnityというゲームエンジンで動いているため、厳密にはエロフラではない。タイトルに(エロフラではない)と注訳があるのはそのためだ。

内容としては、アークナイツのキャラ、アブサントに自家製ドリンクを飲ませて、無防備になった彼女にアンナコトコンナコト…といった内容となっている。少しミニゲームや謎解き的な要素があるため最初こそ苦戦するかもしれないが、時間をかければ誰でもちゃんと最後のシーンまで辿り着けるような難易度に仕上がっている。
(ちなみに元のゲームであるアークナイツ自体もゲームとしての完成度が高くてマジで面白いので、まだやってない読者の方は是非やってほしい)

これを見たとき、全体的な完成度の高さに驚いたのはもちろんであるが、何より「令和のソシャゲとエロフラの文化がぶつかることなんてあるんだ…」と思ってしまった。(実際Twitterの方ではアクナイ界隈に衝撃が走った)
アークナイツは2020年1月に日本で配信されたソシャゲなので、Flashは全盛期どころか完全に終わりが見えていた時期である。先ほど「Flashコンテンツは事実上の終焉を迎えてしまった」と述べたが、今も形を変えてこういったゲームが作られているように、文化というのは案外受け継がれていくものなのかもしれない…

ちなみに製作者の方は元々エロフラ界隈で人気のあった方らしく、過去作はFlashが無くなった今でも作者のfantiaからダウンロードして遊ぶことができる。上のリンクに全て記載されているので、気になった方、エロフラの思い出に浸りたい方は是非チェックしてみてほしい。

(筆者もその後作者の過去作をプレイしてみたが、エロフラ直撃世代でない筆者にとって古のエロフラの難易度は凄まじく、思わず発狂しかけた。昔はエロを見るのに苦労したってよく言われているけど、その片鱗を見せられた気がする)

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以上です。普段の記事と比べるとかなり系統の異なる記事になってしまったが、少しでも参考(参考って何？)になれば幸いです。

最後までご覧にたたきありがとうございました。

↑この表情かなり良い

画像引用元：あたまがへいわなせかい様