「自分に慣れる」ということ
自分を客観的に見てしまう癖がある。
何をきっかけに客観的に自分を見るようになったかは分からない。
記憶を遡れば、小学校高学年の時にはその違和感に気づいていた。友達が楽しげに過ごしている中で、どこか客観的で馴染めない自分に。
幼少期に親の顔色を伺って生きていたせいみたいな話だと思うが、それが分かったところで、何かが解決するわけでもない。一度を踏み入れてしまった「客観的な自分」と共に生きる生活から抜け出すことはできない。
爪を折ってしまったVHSのようにもう後戻りはできない。な