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根拠のない自信が成果に比例するワケとは?

 根拠のない自信を持つ人に皆様はどのような印象を持つでしょうか?

 エネルギッシュで事を成し遂げそうな期待を持つこともあれば、地に足が付いていない能天気に見えることもあるでしょう。

 ただし根拠のない自信を持つ人は、周囲の評価関係なく自分を信じて行動します。受け取り方は人それぞれですが、ここでは根拠のない自信が成果と比例する事をお伝えしたいと思います。

根拠のある自信、ない自信の違いとは?

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根拠のある自信とは?

 根拠のある自信の正体は、過去に実績を残した経験から基づいた自信です。今の仕事で成果を出した経験がある、何かで表彰された経験は強い記憶として残ります。

 一度成功した経験は、「きっとあの時も成功したから今回も大丈夫だ」と確信を持つ事ができるため、多少の困難にも立ち向かうことができます。

 多くの人はこの根拠のある自信を持つ傾向がありますが、難点としては成功しないと自信をもてない事。「自分は成功した経験がないから自信がない」と言い続けてしまってはその先も暗雲が立ち込めてしまいます。

根拠のない自信とは?

 根拠のない自信の正体は、過去に成功経験がない状態での自信と言えるでしょう。「私ならできる」「きっとうまくいく」と未経験関係なくできると信じているのです。

 理解できない方には、ただの自信過剰な口だけの人物に見えることもあるでしょう。しかし冷静に考えてみると、自分が求めた結果を出すために自信がある状態とない状態では前者が有効であることは理解できると思います。

 では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

根拠のない自信がもたらすメリットとは?

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 根拠のない自信を持つ方に共通しているのは、「自分を信じる力」です。

 自分を信じるとは、自己暗示力とも言いますが、人間の脳は言葉のシャワーを浴びることで形成されていきます。

 例えば、あなたはできると周囲から言われることで、自分はできると認識することもありますよね。しかし根拠のない自信は、自らの対話の中で育まれます。

 日常の中で自分にどんな言葉を投げかけているのか一度考えてみましょう。自分を信じる、信用してこそ根拠のない自信は生まれます。次に根拠のない自信を持つ人のメリットを紹介します。

周囲からの期待や仕事を任される

 根拠のない自信がある人は、基本ポジティブ思考です。ポジティブなエネルギーは、周囲にもポジティブな影響を与え、それが仕事に繋がることもあります。

 例えば会社の上司はどんな部下に仕事を任せたいと思うでしょうか?いつもネガティブで自信なさげな部下と、なんでもやります精神を持った部下がいたとします。

 両者スキルも実績も変わらないとしたら後者の部下を選ぶでしょう。できると信じて取り組む部下は、周囲にできそうと思わせる影響を与えます。万が一乏しい結果になったとしても、またチャンスがやってくる可能性も十分にありますよね。

経験がない仕事でも前向きに取り組める

 全く経験のない仕事を任されたり、始めるときにどんな気持ちで取り組むでしょうか?不安や期待が入り混じることもありますよね。

 冷静に考えると、やったことのない仕事は考えてもわからない。つまりできるかできないかを考えても答えは出ません。つまりできると信じて取り組むことで、どうしたらできるか?を脳に問い続けるため考える事をやめません。

 結果、前向きに取り組む事ができるため成功する確率は高まります。ケラー・ウィリアムズの6PPトレーニングでも同様の事を伝えていますが、できると信じて取り組む事で、できない現実に課題を感じ考え行動するのです。

 仮にできないと信じて取り組み、できない現実があっても何も課題は生まれません。何故なら想定通りだからです。できる前提で物事に取り組むのか?あるいはできない前提で取り組むのかには大きく成果に関わってくるのです。

根拠のない自信を作る3つの方法とは?

①小さな成功体験を積み重ねる

 小さな成功体験を重ねる事で自己効力感を得て、根拠のない自信ができます。自己効力とは「自分なら物事をやり遂げる力がある」と信じている状態。

 小さな成功体験とは、体重を1kg落とす、毎日30分早く起きる、16時までに仕事を終わらせる程度のものでいいのです。一過性の成功体験ではなく、継続した結果成功に繋がるような事象がいいでしょう。

 成功は一夜にしてならずとはよく言いますが、地道にコツコツ継続した成功体験がやがて大きな成功に結びつきます。

②失敗に対して寛大になる

 失敗に対する反応の仕方には人それぞれあります。根拠のない自信を持つ人に共通するのは失敗に対して寛大な事。反省していないわけではなく、良い意味で感情的にならないという意味です。

 皆様は失敗に対してどのように反応するでしょうか?

「うわっ、最悪」

「こんなはずじゃなかった」

「私には合っていないのかな」

お分かりの通りこの反応は後退への一歩となってしまいます。

「次もあるしなんとかなるさ」

「失敗する方法を理解したぞ」

「何か別の方法を探してトライしよう」

 このように失敗一つとっても捉え方が違うだけで前進にも後退にもなるのです。根拠のない自信を作り出すには失敗に対して寛大になってみましょう。仮に失敗を続けたとしても再チャレンジする事ができます。

 もし頭の中で捉え方を変えられない方は、書き出す事をおすすめします。

③周囲の言葉に影響されない工夫をする

 人は信用している人、憧れている人の言葉を信じる傾向にあります。応援してくれる言葉には反応してもいいと思いますが、反対する意見には聞く耳を持たないことも重要です。

 なぜならその成果はあなた自身が生み出すものであり、周囲は参画するわけではありませんよね。肝心なのは自分自身の心の声です。日本人の多くは協調の文化で育っているため自然と周囲に合わせるようになっています。

 「あの人がこう言う」ではなく「あなたはどう思う?」か、常に自分がどう感じどう生きるのかを問い続けていきましょう。

 時には自分の考え、意見を真っ直ぐ伝える強さも大切です。根拠のない自信を作るには、意見に左右されない自分力が重要です。ぜひ今日から習慣化を意識して取り組んでみましょう。

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