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(医)安楽死は選択肢になるのか

こんにちわ。またもや不要不急の外出を自粛してくれと東京の方はなっているオリンピックのための7月4連休も ですが、心も体も健やかにおすごしでしょうか?

今日はこのニュースには触れとかねばならないという 謎の正義感を持って触れてみますw

私が医学部受験をした2002年。面接対策として色々と医学的な話題を拾っては正義感のある答えを準備するという無駄な労力を使ってたもんですが、安楽死は遥か昔のブラックジャックで手塚治虫先生が描いておられます。

ドクター・キリコ|キャラクター|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIALtezukaosamu.net

医学部に入るために数学や英語を勉強だけしてたものにとっては倫理観というものがなかなか身につかないものです。かと言って長年医療をやってるだけでも倫理観が養われるとも思いません。

私が現在やってる緩和医療というのは、その人が亡くなるまでにどのように症状を緩和するかという世界です。その立場の人間からすると、身体の痛みや心の痛みを医療者が緩和できないからといって命を終わらしていいわけがない というのが私の意見です。

人間は神にはなれず。安楽死という選択肢しか提示できなくなった時点で その人一人での能力の限界です。どんな人でも相談できる相手を作るのが大事ですね。今回はSNSで相談してたどり着いたのが安楽死なのかもしれませんが、結論ありきやったんちゃうかなと。生きるって難しいと思います。

お大事に。


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