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どんな生徒であれ、僕たちにとってはお客様。

みなさんこんばんは、カワハラユウヤです。

福岡のとある写真館にて、カメラマンをしております。

雨が降る日が増えてきているので、外での撮影が心配な昨今ですが、日々の撮影をこなす毎日です。


本日は高校での撮影でした

室内での撮影でした。証明写真の撮影です。

といってもこの学校は先週にほとんどの生徒さんを撮り終えており、今日は前回にお休みしていた子などの撮影でした。

なので比較的ゆっくりの撮影。一人一人丁寧に撮影しました。

僕たちの仕事は、偏差値を考えてはいけない

僕たちの仕事は、複数の学校を回って撮影します。

そして、特に高校になると、偏差値の差や工業高校・農業高校・普通高校で学校の雰囲気はまるで違います。

いいところの学校の生徒さんは集団でも素直にこちらの言うことを聞いてくれますが、良くないところは言うことなんてそう簡単には聞いてくれません。

その中でも、僕たちにとってはひとりひとりがお客様。決して無下にしてはいけません。

ぼくたちは、相手の頭の良さなどを考えてはいけません。

実際、ひとりひとり接してみると、みんな若々しくて、とても元気なことはどこも一緒ですしね。

僕たちはカメラマンであって、教師ではない

今はありませんが、例年だと今の時期までで研修や自然教室などで撮影に同行しているのですが、そこで先生が指導をされることがあります。

もしそれがきつい説教であれば、ぼくたちは撮影をしません。

なにかを教え導いている場面なら、その場面を必要な分だけ撮影します。

こういった出張についていくと、ぼくたちカメラマンも大人に数えられるので、人としておかしい部分や、タイムスケジュールを見ていない生徒さんがいると催促することはありますが、基本は撮影に徹します。

大人だからと言って、他の先生のように指導なんかはしてはいけません。

それで、写真に写ってもらえなくなったら、元も子もありませんからね。

どんな生徒でも、カメラマンは丁寧に接してあげることが大事

ぼくたちは「写真撮影をお願いします」と依頼されて、同行をしています。

「一緒に生徒を指導してください」とは言われていません。

実際についていくと、「こらいかんな」という場面にたまに会いますが、外の広い空間でない限りは、必ず先生に伝えます。自分で指導は基本的にしない。

ぼくらは撮影に徹して、空気を読んで、時には忍者となり、時には現場監督となって撮影をするのです。

そして、一人一人の生徒さんの笑顔、真剣な表情、楽しんでいる風景を撮影するのです。

少し孤独な気もしますが、カメラマンはもともと一匹狼になりたいような人たちがなるものだと思っているので、自分はさほど気にしません。

カメラマンというのは、華やかなイメージがあるかもしれませんが、結構地味なものです。

それでも、ひとりひとりが思い出となるような写真を撮っていけたらと思っています。

本日は以上です。ありがとうございました。



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