ドームも地下のライヴハウスもどちらも楽しいよ/Usher「Ruin」
1月もあっという間に終わっちゃいましたね。そして昨日(2/5)東京は2年ぶりの大雪でした。みなさま風邪など引いていないでしょうか。
さてさて、1月は2本のライヴを観ました。
2024年一発目はブルーノ・マーズ!(1/11@東京ドーム)
ぶっちゃけ、前回とほとんど内容は同じでしたが(前回行った時の感想はコチラ)、ヒット曲があればやっぱり盛り上がる。何より可愛い。あざと可愛い。
前回と違ったのはAKBの「ヘヴィーローテーション」のカヴァーをやったこと。人生で初めてAKBで踊りましたよ(笑)。あと、キーボードの人がソロ・パートで米津玄師の「馬と鹿」を弾いたり。他の日は宇多田ヒカルの曲を演った時もあったみたいですね。
しかしまぁ、東京ドームだけで7日間完売なんだからホントすごいですね。ファミリーから、サラリーマンから、ギャルから、文字通り老若男女が集ってたし。集客が見込めるし、本人も日本お気に入りだから、またすぐ来ると思うけど、その時は新作を引っ提げて、今回とは全く違う内容のライヴを見せて欲しいなー。シルク・ソニック「Leave The Door Open」が次来るかなーってわかっちゃったもの(笑)。頼みますよ〜!
そしてその数日後には次世代の日本のR&Bシーンを担う2人の若きシンガー、VivaOlaさんとAile The Shotaさんの2マン・ライヴへ(1/14@表参道Wall&Wall)
地下のライヴハウスなんて、もしかしたら原宿のライヴハウス(名前失念)でやったMellow Yellowのライヴ以来……?!って今から20年以上前の話だよ! けどそれ以外思い出せないんだよなぁ(クラブでのライヴは除く)……なんてことを考えながら開演を待ってました。
詳しくはRolling Stone Japanにてライヴレポートを書いたので、そちらをご覧になっていただきたいのですが、すごく盛り上がってましたし、日本のR&Bの可能性をすごく感じました。頼もしい!
なかなか「シーン」というものが形成されない日本のR&Bですが、個々ではR&Bを愛し、表現するシンガーは確実にいるんですよね。それが「シーン」となるのはどうしたらいいのだろう……と思ったり。けどこうやって2マンライヴやってくれたりして、どんどん繋がりが広がっていけば未来はきっと明るいはず!と信じております。
VivaOla / Handle
せっかくなのでVivaOlaさんの出たばかりの新曲を。これまた今どきなR&B仕様。
<オマケ>
タワーレコードの音楽ガイドメディア「Mikiki」で90sスロウ・ジャムを多数収録したコンピ『Tender Love』についての原稿も書いたのでぜひ〜。コンピの選曲は信頼と実績のDJ ICE!
<今日の1曲>
Usher / Ruin feat. Pheelz
ニュー・アルバム『coming Home』(2/9)もスーパーボウルのハーフタイムショー(2/11)楽しみなアッシャーですが、そのニュー・アルバムからの先行シングル。ナイジェリアのシンガー/プロデューサーのフィールズをフィーチャーした流麗なアマピアノ・ミーツ・R&Bなナンバーとなっております。アッシャーの流行っているものに飛びつく感じは本当に大好きです笑。この俊敏性、いい意味での軽薄さもR&Bの醍醐味でございます。このオリジナル・ヴァージョンの他にリミックスもたくさん収録されていて、昔のシングルみたいで嬉しい。アトランタの匂いがプンプンするアルバムも本当に楽しみです!!!