Tender Loving Care/SiR「Heavy」
ジャネット・ジャクソンと共に来日していたTLC。当初ジャネットのライヴ(前座がTLC)の方に行こうかなと思ってたんだけど、お友達からTLCの単独公演に誘われたので、いざ豊洲Pitまで行ってきました(3月18日)。
こういっちゃなんですが、豊洲Pit、客入れのオペレーションが全くスムーズじゃなく。もうすぐ開演という時間まですごい数の人が会場の外に溢れていて、えらいこっちゃな感じになってました。初めて行ったんだけど、いつもこうなのかしら。約3000人収容とことですが、私が会場に着いた時点(開演40分前)でまだ殆どの人が入ってなかったんじゃないかなー。しかも極寒だったし。グッズ売り場も長蛇の列で「並んでたらライヴ始まっちゃうかもしれませんので自己責任(自己判断って言ってたかな)でお願いします」なんてアナウンス流れてるし。
だがしかし! そんなイライラも一切忘れるほどの素晴らしいライヴだったのです。
TLCのライヴは2010年にビルボードライヴで観てるはずなんだけど(今思えばよくあんな狭いところでやったよね)、あの時の何百倍も感動して、ライヴからもう1週間経つけれど未だ余韻に浸ってる状態です。やっぱり3000人の大歓声がライヴをさらに盛り上げたってのもあるのかな。
私が入った時には既にTinaのライヴが始まっており(こちとら40分前には着いてるのに!)。多分始まったばかりだったけどね。
前座がTinaとPUSHIM(&DJ WATARAIさん)というだけで、私的には得しかないわけで。
前座といえども2人ともすごく盛り上がってたし、各々のTLC愛も伝わってきて、早くもグッときました。同世代ですからね。見てきた景色がほぼ一緒なわけです。2人ともずーっとカッコよくて本当に励まされます。
Tina / Magic
この曲がやっぱり盛り上がってました。Tinaさんについてはこちらのnoteもどうぞ。
PUSHIM / I Wanna Know You
なぜかMVがアップされてないのでこちらで(PUSHIMが夜景をバックに歩いてるMVだったはず)。いつ聴いても感動してしまう私にとって特別な曲。PUSHIMは昔『Woofin’ girl』という雑誌で彼女の連載を担当してました。実はご近所さんだったりします(たまーにコンビニで会う。笑)
そしてTLCのライヴ。
当然知ってる曲ばかりなので、無条件に楽しい。超幸せ。そこに学生時代の思い出も加味されるから、さらに胸がいっぱい。
Tボズはやや(否だいぶ…)ぽっちゃりはしましたが、あの念仏唱法は当時と一切変わらず。
そしてチリ。チリこそ当時と全然変わらない。ダンスも踊れてるし、腹筋ありそうなスタイルだし、世界一可愛いおばあちゃん(最近お孫さんが生まれた)じゃないでしょうか。
あとなんといってもチリがブリッジを歌うをパッと華やかになる。「Diggin On You」も「Red Light Special」もチリのブリッジパートが一番盛り上がってました。あれこそTLCの楽曲の魅力ですよね。もちろんTボズの安定感のあるヴォーカルがあるからこそ、チリのパートも光るわけですが。セクシーだしね。本当に三者三様にキャラ立ちしてる唯一無二のグループだと思いましたよ。今更言うに及ばずですが。
だからこそレフト・アイがここにいないのがーーーーーー泣泣泣
最高のライヴだったけど、レフト・アイのパートの時にレフト・アイの映像流してもいいんじゃないの?とは思いましたよ。
ジャネットのライヴではマイケルの映像流してたみたいなのに。
ふう。熱くなりました。レフト・アイ、今も昔も世界で一番可愛いと思ってるのでね。熱くもなります。
閑話休題、ライヴで一番盛り上がったのは「No Scrubs」だったけど、私はやっぱり『Crazysexycool』の楽曲が思い入れ込みでやっぱり一番好き。「Waterfalls」はTVK(テレビ神奈川)の「Billboard Top40」で「一体いつまで1位を取り続けるのかなー」と毎週見てましたよ。
『Fanmail』の時はまだ学生だったとはいえ、既にライターを始めていたので、やっぱりちょっと聴き方が違うというか、ただただ無邪気に聴いてた頃とはちょっと違うんですよね。
TLC / Waterfalls
有名曲すぎて今更アップする必要もないと思いますが、私はライヴでこの曲のイントロが流れた瞬間、ちょっと泣きそうになったのでした。この時期の曲はどれも青春ソングだけど、やっぱりこの曲は特別だなー。歌詞もMVも衝撃的だったし。
ホーンやストリングス隊まで登場してのすごく豪華なライヴだったし、他にも色々書きたいことがあるけど、尽きないのでこれくらいにしておきます。
とにかくTLCが一生好きだということです!
<今日の1曲>
SiR / Heavy
TLCに浸りまくってる間にも新譜がドカドカ出て大変です。タイラ(TYLA)のアルバムも心地好くてすごく良かったんだけど、なんとなく今の気分でSiRの曲をチョイス。ケンドリック・ラマーやSZAを輩出したTDE所属、カルフォルニア州イングルウッド出身のシンガー・ソングライターの最新アルバム『Heavy』より。先行シングル「KARMA」をはじめ、聴き応えのある曲がたくさん収録されていますが、シングル以外だと一番好きなのはこの表題曲かなー。タイトルとは裏腹に音数少ない軽やかな音世界が心地好し。プロデュースはラスカル他。アルバムにはアンダーソン・パーク、タイ・ダラー・サイン、アブ・ソウル、スクリブズ・ライリーなどが参加してますよ。
SiR / Nothing Even Matters
ディアンジェロ「Send It On」使いのこの曲もいいよねー。