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愛媛ゆかりの文化、文学のエッセイ

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「愛媛新聞」その他に掲載された拙文をまとめたもの。
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2023年10月の記事一覧

趣味や音楽、写真、ときどき俳句28 愛媛県の岩松と小野商店

愛媛ゆかりの文学や文化について綴った『愛媛 文学の面影』(創風社出版、2022)は、当初は一冊の予定だった。しかし、予想以上に膨らんだことや諸事情が重なり、愛媛三地方(東予・中予・南予)に分けた三部作として本を出すことになった。 三部作で最も分量が多いのは南予編であり、原稿段階では現在より50ページ強も多かった。あまりに増えたため、50ページほど削って現在の量に落ち着いたのだが、なぜ執筆途中で「書きすぎでは?」と気付かなかったのか、今から思うと不思議である。狸(四国なので狐

趣味や音楽、写真、ときどき俳句27 約48万字の本作りと体力

愛媛の出版社、創風社出版から『愛媛 文学の面影』という随筆集を三冊刊行させてもらうことになった。愛媛は東予・中予・南予の三地方に分かれており、各地方によって文化や歴史の特色がある。当初は一冊の予定だったが、結果的に三地方ゆかりの文学や文化についてそれぞれまとめることになり、一冊あたり250~270ページあたりでまとめることにした。 文字数としては三冊合計で約48万字となり(当初は50万字ほどになったが、多すぎるのでカットした)、かなりのボリュームになった。既発表の内容も多い