海より深い

朝露から零れた言の葉ほろり
アスファルトに弾けた
小さなプライドが嘆いた

うつむいたままの朝顔と
後悔している人生の足跡は
今まさに弾けようとしている

反省を
   促したのは
        ひび割れた心
撃たれて蜂の巣の身体

落下した感性



強く抱くのは一人の夜

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