無駄な事

目覚めた夕立に
切り刻む心
一瞬の殴打が
雨雲を粉砕する
ああ
君はまた寝言を言っている

中身のない独り言だったね
そう
いつだってそうなんだ
例えば
風の泣き言に耳を傾けたり
闇の中に沈んだ誠意を
手探りで探したり
飽きた玩具で誤魔化すように
二人は終わったんだ
ね、

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