夜に祈る

夜が眩し過ぎた
一輪の花はしおれ
なだめておくれと願ってる

終末を迎えた世界よ
心を無にする準備は良いか?
行ってしまったら帰れない

記憶を辿る星屑は
キラリと流れ線を引く
夜空に一つまた一つ

飾りつけた心を
乱れた言の葉で刺せば
本音が溢れる本能に

既に病《やまい》だ

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