歪んだ万華鏡

純白雪に溶け込む茜
浮ゎりまう細雪
手のひら受けてめ
体温上がる寒空に
火照る頬も茜かな

ピンと張り詰め
乾いて 割れそうな
逢魔の刻

瓶に敷き詰め
言の葉は
今にも溢れ出しそうで
無垢な思いが交錯す

やがて溢れた言の葉は
一つ二つと交じりあい
無数の詩を紡ぎだす

紡いだ詩が巻き付くいたのは
心 と体と世の中
動く世の中
動かぬ人びと
ひたすら無限の回廊を
万華鏡を覗くよに

覗くだけでは変わりまいて

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