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無愛想な夢

無愛想な空の面だ。恐らくこれは何時もの事で、他愛ない日常の象徴なのではないかと、ふと脳裏を横切った西日が言った。それはそうかもしれないが、その反面、東の空のいわば宇宙を写す鏡とでも言おうか、その規模は計り知れない。同じ位の希望があるように。なんてロマンな事を言うには、私はまだ若すぎる。その証しに、幼すぎる思考は可笑しい位に私の頬を摘まむのだ。そう、誰も見たことのない表情をして。とにもかくにも、語り合える仲間を画面を通して眺めるのは、やはり恥ずかしいが、そこには躊躇がないぶん、清々しい気持ちになれる。(そう、私達の夢は、始まったばかり)だからこそ、声を大きくして唄おうじゃないか!賛美の歌を!そして、皆で抱き合おう!愛を込めて、

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