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聴いた曲を紹介する日記(2023年5月14日)第64回:inner universe/Origa

inner universe/Origa

菅野よう子ほど「尋常ではない量の曲、尋常ではない幅のジャンルの曲を作っているし、日本で生活していれば誰もが絶対一度は菅野よう子作曲の曲を聴いているのにその名前を有名音楽プロデューサーとして意識してない人も意外と多く、作品数、影響力と知名度のバランスが不思議なことになっているコンポーザー」っていないと思う。

主にアニメサントラ方面(きっかけは「カウボーイビバップ」かな?)で有名になってからは「菅野よう子楽曲プロデュース」を最初から前面に押し出す作品も増えたけど、本人の職業作曲家としてのこだわり(提供作品や発注元が注目されればそれで良し)もあり、「菅野よう子作曲作品」を普通に検索しようとすると、作品名でしか検索できなかったり、作曲者データベースが「various artists」になっていたり、別名義になっていたりする(アニメやゲームのサントラ、作曲者データ「various artists」になっていて検索しづらい問題とも絡む)。
Wikipediaにある程度担当作品がまとまっているけど、CMソングは網羅できておらず、それ以外もおそらく網羅できていないと思う。

基本的にはクラシックやジャズ、生楽器を中心とした古典的な音楽性を主体としつつも、「作曲者のクセ」が必ずしもあるわけではないのも菅野よう子作品の特徴で、今回取り上げた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のオープニングテーマ(菅野よう子はその他作中全ての曲を担当)も、「世界観に合わせて正直好きではないテクノな曲を作った」らしく、「好きではないジャンルの曲を作ってこの完成度とは……」と驚いた記憶。

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